「書評」なんぞというたいそうなものじゃありません。「批評・評判」もどちらかと言うと苦手。
ま、無理矢理「おすすめの一冊」ってとこですか。

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■ ひかりの剣

記事年月日 2010/09/13
作者名 海堂 尊 
ジャンル 小説 
出版 文春文庫 

ひかりの剣
例えば暇つぶしに入った書店でただ表題に惹かれて求めた。積んだまま忘れていたのをたまたま長旅の友に携えた。

ことのほか面白ければ、同著者の他作品が読みたくなるのは人情で、そうなると著者紹介やら推薦文やら余すところなく目を通して初めて「なーんだ!面白いわけだよ!!」と驚くやら嬉しくなるやら。

本作はTVドラマ化されて話題になった「チームバチスタの栄光」の著者作品であるばかりか、その後の作品でキャスティングされていくであろう主要人物らの「青春時代」像が伺えそうなんである。それがともかく興味深い。

読後、それと知ってその場でざらっと再読してしまう。海堂作品の登場人物・医師らが学生で在りしころ汗した剣道の剣筋をきちんと復習して他作品を読む時のアドバンテジ?!にしようなど。

剣道など知らずとも惹きこまれる。無論、剣道をかじった経験者なら言うに及ばず。

ルフトハンザの機内で国内公開前の映画を2本観たあと本作を読み始めたら、時の経つのを忘れてしまった。読み終わって読後の余韻から覚めやらぬ間に、フランクフルトから成田まで飛んでしまっていた。

もちろん当分、海堂作品狩りが続くは必定。


記: 2010-09-28