asobist.com
メルマガ配信中!
表紙 読みもの 美味・良品 ゲストコーナー
コーナーメニュー
VIVA ASOBIST
Big Up
特派ルポ
散歩しようよ
シネマピア
School Days
Topics
執筆者紹介
プレゼントコーナー

映画関連プレゼント情報

おもいでリスト」にエントリー確実、公開前の話題の映画。懐かしいシーンの掘り起こし。「独断と偏見」「愛と思い込み」をこめてお届け

森田: 「実は、台詞使いにも悩んだ箇所があるんだ。

例えば、日本人の心を「失ってしまった」って書いたシーンがある。でも、あっ、これ違うな、と。失ってしまったら、これは取り戻すのは大変なことになっちゃう。日本人はそんなにバカじゃない。日本人の心を『置き忘れてきた』んだ、と。映画的には『失ってしまった』のほうがピリッと引き締まるんだけど、あえてこっちを使ったんだよ。

それから、日本蕎麦を食べるシーン。蕎麦を食べるときに音を立てるのは、日本古来の文化じゃないか、と。もっと堂々としろよ、周りばかりキョロキョロ見るな、と。昔の日本人はもっとリーダーシップがあったじゃないか、と。それがあのシーンにこめたメッセージなんだよね。

あと、損得を考えたらこうした映画は作らないよね。イージス艦がどうしたとか、昔はどうだったとか、そういったノスタルジックなものは作るだろうけどね。これからの日本のあるべき姿なんてのは、作らないんだよね。

でも僕はこういうのを作っていかなきゃいけないと思うんだ。時代に乗って、視聴率や動員を稼ぐことが大事なのはわかってる。でも、ここぞというときには時代を作ることも大事だと思うんだよね。

政治家が票になるようなことばかりやってたら、日本はどうなるのか、と。票にならないとわかっていてもやらなきゃならないときはあるでしょ。」


使命感に燃えての映画作り。さすが“男”、森田健作である。

森田: 「でもね、こうしたメッセージを盛り込みながら、かつエンターテインメント作品に仕上げるってのは、難しかったよ。
芸能人なんて大体が目立ちたがり屋ばっかりで、自分が自分がって出たがるもんなんだけど、この映画で僕たちのメッセージをより正確に伝えるためには、いかに自分が前に出ないかってことを配慮しながら作ったんだ。
クリスティーナ世代の若い人たちが、これをのびのびと捉えてくれるのを望んでるから。」

林田: 日本という内側ではなく、海外という外側からの視点で見ると、本当にこの国がよく見えてきますよね。

森田: 「そうなんだよね。そういう意味も含めて日系アメリカ人という設定をしたんだ。」

林田: 本作を見て、実は心が救われた気がしたんですよ。この世の中の全員が全員、こんな志を持った人たちだったらいいなぁ、って。

森田: 「本当? とっても嬉しいですよ(笑)。
ところで、世界のお国柄を表す、こんな小噺があるんだ。あるとき、船から女の子が投げ出された。女の子は溺れかかってる。その場に居合わせたのは、4つの異なる国の男たち…アメリカ人、イギリス人、ドイツ人、日本人。どんな言葉をかけたら、彼らは女の子を救出にかかるか。
まず、アメリカ人には『あなたは英雄だ』と言う。名誉心に訴えかけるんだよね。
イギリス人には、『あなたは紳士だ』と。あるべき姿を示すんだよね。
ドイツ人には、『これは規則だ』と。規律正しい真面目なお国柄だよね。
そして日本人には、『皆さん、飛び込んでますから』と言うんだと。皆がやらなきゃやらないんだよね。自主性とか、ないよね(笑)。
こんなふうに、日本人を揶揄する小噺が実際にあるなんて、情けないよね。…ちなみにイタリア人には、『可愛い子がいますよ』だそうなんだけど(笑)。

ときには笑顔で、ときには真剣にインタビューに答えてくれた森田氏。今回は主題歌も歌うなど、非常に熱が入っている。氏の日本に対する熱い熱い情熱を、ぜひ劇場で浴びていただきたい。

- back -


 ・公開 8月5日より新宿オスカー、他全国順次ロードショー
 ・公式サイト http://iam-nipponjin.com/
 ・シネマピア記事ページ


(C)2006『I am 日本人』製作委員会

記:林田久美子2006/07/27

今後のサイト運営の為ご意見ご感想を下記よりお送り下さい。
評価:
コメント:
  

asobist -mini- : リニューアル作業に伴い、閲覧できくなったコーナーや記事がございます。ご了承ください。 by 編集部
「あそびすと」とは?
「あそびすと」はいつも自由です。 遊び心を忘れず、ゆとりをもって心豊かに暮らそうとするライフスタイルはまさにasobismです。

表紙 | 読みもの | 美味・良品 | ゲスト
ヘルプ | サイトマップ | お問い合わせ | 初めてサイトにいらした方へ | お支払い方法
 広告掲載について | 著作権について | 個人情報の取り扱いについて | 会社情報

(C) Copyright System We. All rights reserved.