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【新作情報】四十九日のレシピ

★★★『四十九日のレシピ』映画化＆キャスト決定！
★★★永作博美、石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ、原田泰造が出演！

ポプラ社小説大賞特別賞を受賞して『風待ちのひと』でデビューした女性作家・伊吹有喜の人気小説『四十九日のレシピ』が、映画化され、2013年に全国公開されることが決定した。
2011年にNHKでドラマとして放送された人気作品だが、今回の映画化にあたりキャストを一新。主人公の百合子を演じるのは、『八日目の蝉』で2011年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など映画各賞をした永作博美。『八日目の蝉』の完成会見では「この作品に運命を感じていた、裸でぶつかっていきたいと思っていました」とコメントするなど、映画への思いは熱い女優だ。今回はどういった演技を見せてくれるのか？『人のセックスを笑うな』以来の女性監督との作品となり、その点も注目したい作品だ。
その他の主要キャストには、百合子の父・良平役に『アウトレイジ』、『探偵はBARにいる』など、凄みのある演技から『忍たま乱太郎』まで幅広い演技を魅せる石橋蓮司。『アントキノイノチ』、『宇宙兄弟』で主演をつとめた岡田将生が、日系ブラジル人ハルという難役に挑む。岡田の新しい魅力にも注目したい。岡田とは『アントキノイノチ』で共演している原田泰造が見せた、あの静かな名演技を、今回の主人公・百合子との関係が冷めてしまっている夫・浩之役でどう演じるのかが楽しみでもある。そして『ヒミズ』でヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞を獲得するなど、実力を付けてきた二階堂ふみが不思議少女イモ役に挑戦する。この主要キャストを見るだけでも楽しみな作品になることは間違いないだろう。

監督は『百万円と苦虫女』で日本映画監督協会新人賞を受賞、最新作『ふがいない僕は空を見た』はトロント国際映画祭に正式出品されるなど世界でも実力が注目を浴びている、独特の感性が人気の気鋭監督タナダユキ。

主演の永作は原作について「泣いて、笑って、とても優しく朗らかな読後感。本作中に描かれている四十九日を成功させたいと思いました」とコメント。
亡くなった母の「幸せに生きるためのレシピ」を通じて、残された家族が心の傷を抱えながらも自身の人生について考え、再生に向かってそれぞれが前進していく物語を、繊細な描写に定評のあるタナダユキ監督が温かく描く感動作。昨今、NHKドラマから映画化される作品が続くが、昨年大ヒットとなった『八日目の蝉』もその１本。永作博美の好演も記憶に新しい中で、同じ形で本作への出演も決定し、期待も高まっている。公開は2013年全国公開を予定。

※原作『四十九日のレシピ』ポプラ社刊（2010年2月発行）
※ドラマ版：2011年2月15日〜3月8日、NHK総合「ドラマ10」枠で放映。出演は和久井映見、伊東四朗、風吹ジュンほか
※映画の撮影：2012年10月31日〜11月30日までを予定、岐阜県、愛知県を中心にオールロケの予定。

【STORY】
ある日、熱田家の母、乙美（おとみ）が突然亡くなった。二週間後、生きる気力を失っていた夫、熱田良平のもとに、派手な格好のイマドキ女子・イモが訪れる。イモは乙美から頼まれていた四十九日までの細々とした家事などを引き受けに来たと話し、良平に乙美が残した「レシピ」の存在を伝える。そこへ結婚し、東京で生活を送っていた娘の百合子が疲れ果てた様子で帰ってきた。結婚後不妊治療を続けるもうまくいかず、夫に不倫され結婚生活は破たん。離婚届を残し実家に戻ってきたのだった。良平と百合子、それぞれ心に傷を負った親子が乙美の人生を振り返って、最愛の「妻」「母」を送り出し、そして同時に自ら立ち直っていくまでの四十九日間をあたたかく描く感動作。

原作：伊吹有喜『四十九日のレシピ』（ポプラ社刊）
監督：タナダユキ
脚本：黒沢久子
出演：永作博美／石橋蓮司／岡田将生／二階堂ふみ／原田泰造　ほか
製作幹事：WOWOW　ポニーキャニオン
配給：ギャガ公開：2013年全国ロードショー

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