はいコチラ、酔っぱライ部

幸せあげるよ

2013 / 03 / 26

仕事場からの帰り道、毎日のように訪れるスーパーは夕刻のことでいつも混んでいる。
で、カゴを片手に歩いている客同士が狭い通路をすれ違うわけですけど、ここで毎度気になるのがネギだ。

ネギ。

あれ、無造作に買い物カゴに入れますよね。大抵が、というかほぼ100%白い方を下にして入れる。と、とうぜんネギの青いところが外に向くわけだ。青ネギの切り口が。みなさんあまり気にされてないようですけどね、あれがコートとかジャケットに触るとね。

ネギ臭いですよ。

なんでみんな気にしないかなぁ。けっこうアレを避けながら買い物するの、神経使うんですよ。かといってビニール袋に入れるのも「資源保護」のことを考えるとなんだしねぇ。
誰か始めてくれないかな「ネギは青いほうを下にしてカゴに入れよう運動」。長いので略して「青下ネギ運動」。どうですかね。ダメかな。

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今回は白ワインで「生ハムと野菜のサラダ」をどうぞ。
レシピはおしまいに

ところで皆さん、スーパーや店舗でバラまかれているポイント・カードやスタンプカード、活用されてますか。僕はあんがい使っています。現在財布に入っているのは以下のもの。

スーパー・マーケット3枚
ドラッグ・ストア2枚
レコード・ショップ1枚
家電店1枚
系列店共通ポイントカード2枚
地元商店会ポイントカード1枚

計10枚。このうちスーパーの3枚と共通ポイントカード2枚はペラペラのものではなくて、けっこうしっかりしたプラスチック製の厚くて固いカードなので、お金はなくとも財布はパンパンです。

この手のカードがこれほど多く出回るようになったのっていつ頃からだったでしょうか。最初は二つ折りの紙製で、リアルにハンコを押していくタイプが大半だったのが、いつの頃からか電子式にポイントが加算する仕組みのものと、表面に現在溜まっているポイントが使うたびに更新して数字をプリントする(あれ、仕組みどうなってるんですかね)方式のものの2種類が大勢を占めるようになった。

「海苔とお茶なら山本山」さんとか一部の雑貨屋さんはまだリアル・スタンプカードで、こういうのも入っているのでさらに財布は厚みを増してます。

ま、いずれにせよ店舗利用の「リピーター」を増やすべく「本日ポイント2倍!」とか「花粉症関連商品ポイント5倍!」なんて事をするのは、軽々に他店に行かれないための一種の企業努力と言うべきなんでしょうけれど、それにまんまとはまっているわけで。

よく考えればたいていは通常ポイント1%だから100円で1円。「本日5倍!」でもそれが5円になるだけなので、そうたいした金額にはならない。でも一方で「チリも積もれば山」の意識はいつもあって、やはり「ちょっと値段が高めのものだからアレを買うのは『5倍』の日を待とう」なんてセコイことを考えて買う日をズラしたりする。

生活の知恵といえば知恵だけど、もともと「大きなお金」は動かせないのでこんなことで憂さを晴らしている側面もあるのかもしれないですね。恥ずかしながら。はい。まぁそれも楽しい、っちゃ楽しいんですけれども、そこで問題になってくるのがその溜まったポイントを使うタイミングで、これがなかなかむつかしいのだ。
 

 

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以前どこかで読んだ「やさしい経済学」系の本によると、使わないまま持っているのは「店側の割引(損失)分をキープ」することになり、そのまま使用期限をすぎて無効になったりすると「割引の権利を放棄する(=店の損金を補填する)」ことになるので「溜まるそばから使うべき」というのだが、一方で使う側からするとチョコチョコ100円、200円の割引をしてもらってもあまり「お得感」が持てないのは事実で、やはり使うとなれば「この1000円の肉、タダでもらっちゃった♪」くらいのことを思いたいのは、これは人情というもの(でしょ?)。

しかし先にも書いたように2円、3円のポイントではなかなかたいした額が溜まるわけもないので、自然と使わずに長いことかけてチマチマ溜めることになるのが実情。そこで先般思いついたのが「端数清算法」という使い方です。

つまり一桁の金額をポイントで支払う方法で、「1078円です」なんて言われたときに「じゃ、8円をポイントで」なんて言う。あるいは財布の小銭入れに2円しかなければそれを出した上で「6円をポイントで」と申告する。

ううむ。書いていて我ながら激しくチマチマしているけれど、これだと財布に1円玉・5円玉が溜まらないのでかさばらなくてすむんですね。ただでさえ何枚ものカードでふくらんでいるからこれは助かります。懐からも出しやすい。

以前は細かい1円・5円玉がいい加減溜まってくると銀行へ行ってATM機にザラザラと入れて貯金していました。これがあんがい手間で、けっこうな重さのものを入れて勘定してもらっても「324円」なんて言われてガックリしたりしてた。そういうことをしなくて済むようになるというわけ。まあ、もう賢人・先達はすでにそういうことをしていたと思いますけどもね。今ごろになって気づきました。

そういえば、と思いだしたのがずいぶん昔、30年くらい前にNYを旅した折りに訪れた現地に生まれ育った友人の部屋。片隅に置かれた大きな瓶(ガロン、ていうんですか、そういうサイズの瓶)に大量に入った1セントと5セントの硬貨で、やはりかの国でもこういった少額硬貨は敬遠されがちなんだと得心しました。

帰国後、どこから見つけてきたか忘れてしまったけれど、自販機の清涼飲料水の原液(たしかスプライト。紙コップでの機械販売。まだたまに見ますね)を入れるための大きな瓶を入手、さっそく真似します。

どれくらいの期間溜めたんだか、これを銀行で換金してパソコンを一台買いました。「チリも積もれば」の行動規範はこの時に確立したと見てよろしい。ふむ。

後年にはそれが高じてカセット・テープ(!)のクーポン券を集めて横1m×縦0.5m×奥行0.5mほどのカセット専用収納棚をもらったこともあるくらいで、これは自慢です。
もっとも今はカセット使わないので若干ジャマになってますけども(笑)。
 

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ところで1円玉。一説には製造単価が「2円」なんて言われてます。また一時(いっとき)「落ちている1円」を拾うと、その動作にかかる消費熱量を換算した金額のほうが勝るので「拾わない方が得」なんて話も聞きました。

ところがですね、この1円玉、2年連続で製造中止になっているそうです。もちろん僕がこんな使い方をしているせい……ではありませんで、電子マネーに押されたからだそう。

もっとも「電子マネー」というのは「デジタルデータ上の数字」だから、本稿で書いている「ポイントカード」の数字も似たようなものとも言えるわけで、あながち僕がやっている「端数清算法」が理由、というのもまったくの見当違いではないかもしれない。

こうなるといずれ消える可能性だってないとはいえない1円玉と5円玉。昨今のアベノミクスとやらによる消費税増加で、ふたたび注目されることがあるかどうか。物価が上がった上に消費税も上昇、ということになると、逆の意味で「チリも積もれば山」のごとく支出が多くなりゃしないか、といささか不安に思う昨今ではあります。
 

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パンジャの後ろに幸せが!?
もれなく(?)クーポンがもらえるかも?

さて、冒頭で書いたカードの中の1枚でもある某スーパー。購入金額の1割がポイントととして加算、またレジ袋不要を申し出ると「マイバッグ割引」で2円ポイント追加、なんてご存じの通りのサービスに加えて、「○月×日に限り全品5%割引」なんてクーポンをくれたりする。

これはその日に限って何度でも使えるというクーポン券で、複数のフロアがあるそのスーパーの日用雑貨、食料品、薬品、などのそれぞれのレジで複数回使えたりする。で、その日の買い物をひととおり済ませ、最後に向かった食料品のレジに並んだと思っていただきたい。

「本日限定のクーポンはお持ちですか?」と尋ねられるのはレジの作法。もちろん持っていればこちらは無言で出して5%割引にしてもらうし、持っていなければ「ないです」と答えて「失礼しました」というマニュアルになっている。

夕方の比較的混雑した時間帯のレジはどの列にも数人並んでいる状態で、もちろん僕が会計をすませたあとには次の会計を待つ人が。そのとき後ろに注意を払うのが僕の常なんですね。

クーポンを持っているかと聞かれている僕を見て、手元の財布を探る様子。「クーポン所持せず」。これが確認できたら自分の会計が終わった刹那、「はい」と言って渡すのは僕だけの密かな趣味であります。

もちろん相手の素行や様子を伺って、どうもなんだか怪しい感じがしたら渡しません。でも「持っていない」と確認して渡した人達でまだ「けっこうです」と断られたことはないですね。

これが「小さな幸せあげた」ようななかなか気分のよろしい「お遊び」で、これまで5戦5勝(「勝」って?)。先日も上品なマダムに渡して「おそれいります」と嬉しそうに受け取っていただき、無敗記録更新中(だから「敗」とは?)です。

そういやこないだ渋谷の券売機で、「全国で相互使用できるようになった」と話題の交通系ICカード(パスモですが)にチャージしようとしたら受け皿に200円あるのを見つけました。

急いでいたのでわざわざ駅務室を訪れるのも面倒、と財布に入れたものの、あまりにも「気が差した」というか「後生が悪い」ので後日、駅頭でメガホン持った女の子(ここ大事)の傍らにあった「盲導犬育成募金」の箱に投入。これも「幸せあげた」ことになるかどうか。

しかしあの募金活動ってのもいざ入れるとなるとどれにしようか迷うもんですね。3日くらい、いろんな募金がいる様子を見て選んじゃったよ。

d20130326_pic1.jpgそんな新たな「気持ちの動き」も発見した今週の「かんたんレシピ」は「生ハムと野菜のサラダ」。手間もかからず大変おいしいです。生野菜がおいしくなるこれからの季節、白ワインでぜひ。

で、その「全国相互使用」できるようになったという交通系ICカードね。相互使用といっても「複数のエリア」をまたがっては使えないんですってね。つまりJR東日本で乗車してJR西日本で降りるのはだめらしい。

なーんかね。使い勝手がいいんだか悪いんだか。これも前回書いた「直通運転開始」みたいにいつか改善されるのかな。でも、またとまどうのはこっちだけなんだろうな。なんだかなぁ。

てなことをボヤキつつまた次回。なんだか今回は世間話しちゃったね。ははは。

【Panjaめも】
●「一円玉 2年連続製造中止」の報
交通系ICカード相互利用について(パスモ)

●私、あの「まぐまぐ」でメールマガジンを始めました
モリモト・パンジャのおいしい遊び
こちらでサンプル版もご覧になれます。
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