はいコチラ、酔っぱライ部

着信する音楽

2013 / 08 / 27

いつのことだか忘れてしまったけれど、仕事場のあるマンション管理会社の人と話していたらその方の携帯に呼び出し音が鳴ったことがある。

「ウルトラセブン」でした。

「あ、あちら方面がお好きなんですね?」と聞いたら「ははは」と照れくさそうに笑っていた。僕と同世代(昭和30年生まれ)か、まずその前後と見て間違いないでしょう。それまで管理についての話をしていてもビジネスライクな感じしかなかったけれど、少しだけ親近感が増した瞬間だった。こんな風に着メロ、皆さん趣向を凝らしていますよね。今回は携帯「着信音」の話です。

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d20130827_pic1.jpg
今回は棒々鶏ならぬ豚肉を使った「バンバンブー」をどうぞ。
レシピはいつものように文末で


こっちの「円谷系」で言えば「ゴジラの鳴き声」を着信音にしている友人もいる。そういえば伊福部昭氏のゴジラ登場曲を使っているヤツもいた。

また野球ファンなら阪神ファンは「六甲おろし」だし、巨人ファンなら「闘魂こめて」。そういえば電車に乗っていたら「熱き星たちよ」が聞こえてきたこともあったっけ。

「熱き星たちよ」、知ってますか? 横浜DeNAベイスターズの球団歌です。東横沿線だからですかね。たびたび聞こえてくる。そういえばこの曲、昔は「♪よーこはまベイスターズ♪」って歌詞でしたけど、今確認するのにYoutube見てみたら「♪でぃーえぬえいベイスターズ♪」に変わってるんですね。

横浜DeNAベイスターズ球団歌「熱き星たちよ」

まぁアタリマエっちゃアタリマエなんですけど「♪よーこはま♪」の方を聴き慣れてるからなんか違和感あるなぁ。こんなふうに球団歌の歌詞が変わっちゃうとファンの人たちはそのたびに慣れるのに苦労するんでないか。人ごとながら心配です。もっとも大きく変化をすることが多い昨今、うち(虎ですが)もどうなるかわかったもんじゃないよね。くわばらくわばら。

閑話休題。着信音の話に戻ります。

そういったノベルティ系の音とは別に「クラシック系」の楽曲イントロを着信音にしているのもよく聞きます。中高年以上の人が多いようですけど、満員電車の車内で「モルダウ」やら「歓喜の歌」、あるいは「トロイメライ」なんかが聞こえてくるとこれはこれでなんだかズッコケる感じがする。

ズッコケるのはメロディーのせいではなく、あれがデジタル音で合成されたなんだか安っぽい音で鳴るからで、中には本格的なオーケストラの音を使ってる人もいるくらい。

でもこちらもこちらでスピーカーがちっぽけなものだから雑音にしか聞こえない場合もあって、こだわっているわりにはやや「残念」な感じも否めない。まぁ使ってる人が「これが自分の携帯が鳴っている」という認識ができて、満足すればそれでいいでしょう。「こだわったことに満足する」という側面もあるんですかね。どうなんでしょう。

逆にその着信音を使うことで自分の好みを主張する、と言うこともあるでしょうか。さっきの特撮系や球団歌と同様、自分が好きなアーティストの楽曲イントロはもちろんのこと、「イッツ・ア・スモール・ワールド」が鳴れば「ディズニー好き」だし、「正札附(しょうふだつき 六代目圓生師匠の出囃子です)」が聞こえてくれば間違いなく「落語ファン」でしょう。

電車内で、路上でそんな音が聞こえてくれば「あら、ディズニー好きなのね」とか「おや、落語がお好きですか」なんて思って微笑んだり、ニヤリとしたりするに違いないですね。
そろそろ「あまちゃん」のオープニング曲や「潮騒のメモリー」を使って「あのドラマ面白いよね!」と共感を求める人も出てきそう。

ようするに「袖すり合うも多生の縁」とばかりに「軽い共感を覚える」というのは、なんだか空気のギスギスしている昨今、通りすがりにホッとするような感覚を覚えるのは決して悪いことじゃない。「細部にこだわって遊ぶ」。やたらと大音量で鳴らして迷惑をかけるようなことでもしない限り、そういうこだわった「遊び」の部分は必要でしょう。

一方、そうでもない、こだわらない人もいる。ジリリン♪とアナログ電話のベルが聞こえることもあるし、昔ながらのデジタル音を使う人もあんがい多い。

シンプルなデジタル音の場合に困るのは、それが余りにも一般に普及しているために、その音が「はたして自分の携帯から発せられているかどうか」が判然としない点であります。隣家でチャイムが鳴ってそれが同じ音だと一瞬「アレ? うちのチャイム?」と感違ってしまうのと同様、隣の人が持っている携帯が鳴っているのに自分のポケットを探ったりするハメになる。

実は、どちらかというと僕はコチラ派で、ピヨピヨ♪チュンチュン♪と啼く鳥の声を着信音として使っている。あまりいませんね。だからどこかよそ様の携帯が鳴っているのかと勘違いすることがないのはいいんだけれど、困るのは道を歩いている時で、雀がチュンチュン啼くと「アレ!?携帯が鳴ってる?」と思ってしまうのだ。それくらい巧くできている、といえばそれまでなんだけど、たまに街を歩いていると「環境音楽」的に鳥の声を流している街もあったりして、そういうときはいつもちょっと心が動きます。「あ、違う違う」。すぐにわかりますけどね。

ところでそんな「あまり着信音では主張しないタイプ」の僕から、前回の「甲子園ヒッティングマーチ」に続いてひとつ提案です。

というのも一度聞いたことがあるんですよ。ビートルズの「ハードデイズナイト」のイントロ。あのギターが「ジャーン♪」ていうのを着信音にしてる人。あれはカッコよくて洒落てたなぁ。一発でわかりましたもん。

The Beatlesから「A Hard Day's Night」

てなわけでアイデアをいくつか。いずれもイントロのみ。本編なし。その方が絶対カッコイイ。


これも一発でわかるギターで始まる曲
Led Zeppelin ”Good Times Bad Times”(冒頭のギターのみ)


これもすぐにわかりますね。コンコンいうだけなのに(笑)。
Rolling Stones-”Honky Tonk Woman”(カウベル音のみ)


ビートルズのこんなイントロだったら隣で鳴っても心が和みそう
最初のギター部分だけ繰り返すのがいいですね。
The Beatles ”Here Comes The Sun”

実はこんなことを思いついたのは道を歩きながら小型プレーヤーで音楽を聴いているせい。シャッフルで聴いているので歩きながらその時の気分に合わない曲だと飛ばすちゃう。その頭をまるで「イントロクイズ」みたいに聞き分けてることに気づいたんです。で、出だしだけを「着信音」に使ったら楽しいだろうなと思った次第。

まぁ「暇ネタ」っちゃ「暇ネタ」ですけど、たまにはこういう意味のないことをブツブツ考えるのも面白いよね。え? 「いつもだろ」って? ま、そうです。はい(笑)。

てなわけで今回の「かんたんレシピ」は「棒々豚」。バンバントンっていうんですかね。「バンバンブー」かな(笑)。「棒々鶏」の鶏肉の代わりに豚肉を使った料理です。

d20130827_pic2.jpg「棒々鶏」は「焼いた鶏肉を棒で叩いて柔らかくしたのを使った」から「棒」の字がついたそうですが、ここは普通に切り落としの豚肉を使ってごくごく安直に。でも胡麻ペーストを使って作るタレって汎用性がありますよね。ゆるめに作ってドレッシング代わりにサラダにかけたっておいしいと思います。お試しを。

てなわけで今回はこの辺で。いきなり秋の気配で体が油断しそうですね。夏の疲れが出てくるこの時期。「バンバンブー」でも食べて元気に乗り切りましょう。次回は9月10日更新の予定です。


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