ikkieの音楽総研

第1回 バンド編 恥ずかしがらずに「BON JOVIが好きだ!」と叫べ!

2010 / 06 / 15

あそびすと読者の皆様、初めまして!
ギタリストのikkie(イッキー)と申します。
ロックを中心に、いろんなバンドの紹介や、ギターの話なんかをしていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

まず、簡単に自己紹介をさせていただきますと、1970年代に石川県は金沢市で生を受け、中学時代にギターを始め、高校時代にやっていたバンドでちょっと人気が出たことで調子に乗り、一旗上げようと1990年に上京。
いろんなバンドを作っては壊し、一旗上げられぬまま、現在は2003年結成の「TAI-ON(タイオン)」というユニットでギター&ヴォーカルを担当、東京都内を中心に活動しています。

その他には依頼があればメジャー、インディーズを問わず、レコーディングやライヴのサポートをやっています。その場合にはギャラをもらっていますので、そういう意味ではプロなんですけども、あくまで依頼があれば……という、とっても受身な姿勢なので、依頼がないときには肉体労働をしたり、派遣切りなんかに合いつつ、日々を暮らしています。
もうアラフォーなんで、いい加減そんなノーフューチャーな生活をしてる場合でもないんですが、
Someday I will be a Rock Star!
ってなわけでして。
打倒アンヴィル。
だれか俺のドキュメンタリーを撮ってくれ。

そんなわたくしですけども、音楽に対してはもー、ジャンル・洋邦問わずになみなみならぬ愛情を持っておりますので、こんなかっこいい曲、かっこいいバンドがありますよー! なんて紹介が出来るかな、なんて。
ギターのお仕事についても、大した経験はありませんが、機会があればお話ししてみようと思います。
乞うご期待! ぱちぱち。

さて、第一回目の今回は、俺の大好きなバンドを紹介しようかと思います。
ただね、皆様もよくごぞんじのバンドだと思うので、なんだよ、この程度で偉そうに書いてんじゃないよ、なんて思われたらごめんなさい。
自分でもね、このバンドが大好き!っていうのが恥ずかしかったりもするんだけど、改めて聴いてみてもやっぱりいいバンドだなー、と思うので、皆様も改めて聴いてみてください。
さて、そのバンドとは「BON JOVI」でございます!

ほーら恥ずかしい。

「BON JOVI」と聞くと、3040代以上の皆様はきっと、髪の毛を立てて、派手な衣装で歌うジョン・ボン・ジョヴィの姿が目に浮かぶことでしょう。
「ボン・ジョヴィは早くおうちに帰りたい」なんてカセットテープのCMもありましたねえ。
そう、あの「BON JOVI」ですよ。思い出しました?

bonjovi.jpg 改めて「BON JOVI」について書くと、アメリカはニュージャージー出身、1984年にデビュー、1986年に発売されたサードアルバムが世界中のチャートでナンバーワンを獲得し、それ以降に発売されたアルバムも軒並み大ヒット、トータルで1億枚以上のセールスを誇るモンスター・ロックバンドです。
そんな凄いバンドを好きだと言うのが何故恥ずかしいのか??

それは……80年代当時の「BON JOVI」がメンバーのルックスの良さも相まり、アイドル的な扱いをされていた、ってことがデカいでしょう。
いまだにあのころのイメージを持ってる人も多いと思います。
自分は他のヤツとは違う! そんな想いがものすごく重要だった思春期のころ。
そんなころにはとてもじゃないけど、女の子が「好きー!」って言うバンドを男の子が「好きだ!」とは言えませんでした。
BAY CITY ROLLERS」が好きって言いづらくありませんでした? そんな感じです。

また、80年代にジョンが「僕たちは扉なんだ」という名言を残しているんですけども、
それはつまりBON JOVIを入り口にして、ロックのより深い世界に入って来てほしい、という意味合いだったんですよね。
「BON JOVI」の音楽は大ヒットしたことでも証明されているように、わかりやすく、聴きやすい。でも、それが故にコアなロックファンからは敬遠されていました。
コアなロックファンってのは困ったもんで、実は「BON JOVI」の良さを認めていたりもするんですよ。それでも、ミーハーなバンドは受け付けない。商業的な香りがするのもダメ!
「BON JOVI」は当時、その最たるものでした。
それでも、同じく当時は商業的な路線に突っ走っていた「AEROSMITH」はオッケーだったりするんですが……やっぱり、エアロはアイドルではなく男臭かったから良かったのかな。

で……「BON JOVI」ってなんかダサかったんですよねー。『Only Lonley』だの『I'd Die For You』だのってタイトルもかなり恥ずかしかったし。
仲間うちではよく「ジョンはすぐきみのために死ぬよねー」なんて笑い合っておりました。
それにしてもオンリー・ロンリーて! グッバイ・マイ・ロンリネスか。

まあしかし、こっそりとそのこっぱずかしい歌詞に共感していたのも事実でして、高校時代に手痛い失恋をし、その彼女に向けて自分で演奏した「BON JOVI」の『I'll Be There For You』という曲をテープで渡そうとしたのは俺です(出来が悪くて廃棄)。
……ああ、いっそ死んでしまいたい、きみのために。

死ぬ前にひとつ。
『BON JOVI』の今までのアルバム全作(11枚)にライヴトラックを加え、初DVD化の『アクセス・オール・エリア』をも含む12枚入りのボックスセットが発売されます。

アクセス・オール・エリア~スペシャル・エディション・コレクターズ・ボックス(DVD付)

「BON JOVI」は今回登場した曲のほかにもたくさん良い曲があるので、どのアルバムが、って薦めるのが難しいんですよね。80年代だけでなく、最近のアルバムも凄く出来がいいし。
そんなわけでこのBOXはとてもお得。
俺? ここに入ってるCD全部持ってるんですよねえ……。

ikkieの音楽総研、第1回目はいかかでしたか?
こんな感じで、今後も色んなバンドを紹介して行こうと思いますので、
よろしくお願いします!
俺もジョンのように皆さんの扉になれたら……なんて。

ではでは。













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