ikkieの音楽総研

第165回 洋楽編 DOKKEN―― 確執を乗り越え、全盛期のメンバーで今回限りの再結成! 

2016 / 09 / 27

このところ話題にしていたクラシックロックアワード に、ジミー・ペイジの参加が決まったようです。近年、何度か来日しているジミー・ペイジですが、演奏するのは(するよね?)96年のJIMMY PAGE & ROBERT PLANT の日本公演以来、なんと20年ぶり。ジェフ・ベックとの共演も実現するかもしれないし、観に行きたいなあと思いつつ、もうすぐ開催される日本最大のメタルフェス、ラウドパーク にも行きたいし……と、どちらに行こうかと悩んでいるところです。両方に行けるといいんだけど。さて、今回の音楽総研は、全盛期のラインナップが一時的に復活し、そのラウドパークへの出演と、単独での日本公演が決まったDOKKENを久しぶりに取り上げます! 80年代からのファンとしては、なんとかして観に行かなきゃね。

dokken0002.jpgDOKKENはドン・ドッケン(Vo)を中心に結成、81年リリースの『Breaking The Chains』  でメジャーデビューしたアメリカのバンドです。デビュー当時のメンバーはドン・ドッケン、ジョージ・リンチ(G)、ミック・ブラウン(Dr)と、のちにRATTに加入するフォアン・クルーシェの4人。HR/HMシンガーにしてはソフトで甘い歌声のドンと、ジョージ・リンチのテクニカルかつエモーショナルなギターが乗るDOKKENのサウンドは当時のLAメタル勢の中でもかなり個性的な存在で、その実力の高さとあわせて評判を呼んだものの、この段階ではまだヒットには恵まれず。DOKKENがヒット作を連発するようになるのは、ジェフ・ピルソン(B)が加入し、今回再結成する“クラシックラインナップ”が揃ったセカンドアルバム、 『Tooth And Nail』 発表以降のこと。

俺がDOKKENのことを知ったのは、サードアルバム『Under Lock And Key』 が発表されたころ。どこか哀愁を帯びたメロディアスな楽曲はめちゃくちゃ俺好みのサウンドだったし、ジョージのギターがとにかく凄かったから、夢中になって聴いていたよ。ただ、当時のDOKKENのインタビューはどうにも様子がおかしくて、なんだか危うい印象もあった。なぜかメンバー同士がいつもお互いの悪口を言い合っているんだよね。とくにドンとジョージの仲が悪そうで、ジョージが「良い曲を書いたのは俺とジェフだ」と言っているかと思えば、別のインタビューではドンが「シングルを書いたのは全部俺」なんて言っているし、あげく、ジョージは「ジェフをヴォーカルにしてミックと3人でバンドをやる」なんてことも言い出す始末。ファンとしては、良い曲を書いて、良いライヴをやってくれさえすれば少々仲が悪くても構わないんだけど、スタジオでは一緒に作業しないだの、ライヴの最中でも目を合わせないだのと聞くと、やっぱり心配になったものでした。


『In My Dreams』
  DOKKENといえばこの曲! って人も多いんじゃない?
 


当時の不仲説については「マネージメントの戦略だった」だの、「マスコミに誇張された」だのとのちに弁解していたけども、こちらからはそれが原因で解散したように見えたし、最初の再結成時にも、それが改善されているようには見えなかった。ドンとジョージが、その当時のアルバム がDOKKENらしくないものになった責任をなすりつけ合ったりしているのを読んだりするとね……。またかと思いつつ、もう一緒にやらないほうがいいんじゃないのと、ちょっと嫌な気分になったのを覚えています。まあ、不仲とまではいかなかったにしろ、お互いに不満はあったんだろう。


『It's Not Love』
  DOKKENのPVは酷いのが多いんだけど、この曲はカッコいいかも?
 


そんなDOKKENが当時のメンバーで再結成すると聴いても、期待してもいいのか? と不安になってしまうけど、メンバーもさすがに大人になっただろうし(ジェフ以外の3人は60歳越え!)、不仲のように見えていたころでも、音楽的な相性の良さは認めていたからね。今回限りの再結成ならば問題ないだろう……そう、このメンバーでの再結成は、日本での6公演と、ウォームアップ的に行われるアメリカでの1公演(公開リハーサルを除く)のみなのだ。DOKKENは現在、ドンとミック以外にジョン・レヴィン(G)とクリス・マッカーヴィル(B)の4人で活動を続けており、日本公演の後には現メンバーでの北米ツアーも予定されている。ジョンとクリスはちょっとかわいそうな気もするけど、その2人もクラシックラインナップの特別さは理解しているだろうし、納得しているものと思いたい。


「ドン・ドッケン ヤングギター誌インタビュー」
 ドンが今回の再結成の経緯を語っています。
解散の理由も少し……不仲が直接の原因ではないみたい。
このインタビューの後にアメリカでの1公演が追加された模様。
 


ジョージとジェフが参加するのはあくまで今回限りのイレギュラー編成で、今回の再結成はいわば“企画もの”なわけだけど、その企画ものの反響や手応えが予想以上に良くて、本格的に再結成することになった例をいくつも見ている。現在のドンの歌が全盛期にはとても及ばない状態だということを思うと、このまま封印してほしいと思わないでもないけど、夢よもう一度! という気持ちもある。期待するのも諦めるのも、とりあえずライヴを観てから。ドキドキするなあ。


※ikkieがなんと「出張ギター教室」を始めてしまいました!
とにかくここから  アクセス! 動画もあるよん。
http://dokodemoguitar.com/ 













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