ikkieの音楽総研

第170回 洋楽編 BON JOVI――待望の新作発表......俺たちのBON JOVIが戻ってきた!

2016 / 11 / 08

BON JOVI._thinfs.jpg11月に入って、あっという間に寒くなりましたねえ。もともと出不精な俺ですが、寒くなると全然外出しなくなるんですよ。早く春にならないかなあ……。まあ、今月は久しぶりにTAI-ONでライヴをやるので(11月19日、六本木の虎寅虎 で!)、その日はもちろん出かけますけども。さて、今回は待望のニューアルバム『This House Is Not For Sale 』を発表したBON JOVI! ニューアルバム、良いです。

前作『Burning Bridges 』はファンアルバムと称したイレギュラーな作品で、未発表曲の寄せ集めのようだったし、純粋な新作ではなく、実質的にはレコード会社との契約消化のために作られたアルバムだったという。ニューアルバムに伴うインタビューで、ジョン・ボン・ジョヴィ自身もレコード会社との間に問題があったことを認めており、前作を発表後にデビューから在籍していたレコード会社を一時的に離れている。ただ、過去にはレコード会社との関係がこじれて解散してしまったバンドもいたけど、BON JOVIほどのバンドならば大丈夫だろう……なんていう希望的観測もあったから、ファンとしてはそういった政治的なことよりも、アルバムの内容のほうが心配だった。リッチー・サンボラ(G)の不在が、バンドの音楽性に大きな影響を与えているように感じていたからね……。

正直に告白すると、俺は近作の『Circle 』と『What About Now 』があまり好きではなくて、その2作に続けて発表されたアルバムが問題の『Burning Bridges』だったからガッカリしちゃって。もちろん、BON JOVIがダメになったということではなくて、もう俺が期待するような曲はやってくれないのか、という意味でね。ただ、『Burning Bridges』に関しては、未完成のまま発表したんじゃないかという曲もあったし、BON JOVIらしさをあまり感じられず、これならジョンのソロアルバムでいいじゃないか、と思ってしまった。やはりリッチーがいない状態でバンドらしさを維持するのは難しいんだな、とも。

『This House Is Not For Sale』
 いいねー。久しぶりに胸が熱くなるBON JOVIが戻ってきた!
 


そして発表されたニューアルバム。前作がイレギュラーな作品であるならば、このアルバムこそが『What About Now』に続く正式な作品であるはずだ。すでにYouTubeなどで公開されていた曲を聴く限り、前作のようにダークな作風ではないはず……と予想しつつ、届いたアルバムをドキドキしながら聴いてみると、これが期待以上だった! タイトルトラックの『This House Is Not For Sale』が特にいい。『Have A Nice Day 』を彷彿させるロックなギターリフに、ティコ・トーレスならではの力強いドラムが加わり、キャッチーでポジティブなジョンの歌が聴こえてくる。これぞBON JOVI! この曲で歌われる「この心、この魂、この家は売り物じゃない」とは、ここ数年の様々なトラブルを乗り越えたジョンの偽らざる心境だろう。“この家“とはBON JOVIや、ジョン自身のことだ。


『Knockout』
 なんとストレートなタイトル......でも、それもまたBON JOVIらしいかな。
 


1曲目から畳み掛けるように続く、疾走感のある『Living With The Ghost』もいい。シングルに決まったという『Knockout』も、『Born Again Tomorrow』も……とにかく、今回のアルバムはBON JOVIらしいポジティブなエネルギーが満ちた楽曲ばかりで、嬉しくなってしまう。そして、何より、近作にはあまり感じられなかった、ロックバンドらしい勢いが戻ってきていることが嬉しい。メンバーもそれなりに歳を取ったし、サウンドもアダルトになっているけど、まだまだ思いっきりロックしてほしい! これは俺だけではなく、BON JOVIファンの共通意見じゃないかなあ。

ただ、いくら素晴らしい内容であっても、不満がないわけじゃない。せっかくフィルXという実力派ギタリストが参加しているのに、ギターソロが少ない。ジョンは、ストーリーを表現するにはソロがいらないこともあると語っていて、それは理解出来るんだけど、ソロがあったらもっと盛り上がりそうなのに、と思う場面もあった。それから、今度もまたU2 っぽい……。まあ、これはあくまで個人的な意見だし、曲そのものが似ているわけじゃなくて、空気感が似ているな、と(このリフはまずいでしょ、ってのもあるよ)。俺はプロデューサーのせいじゃないかと睨んでいるんだけど。ここ何作かは同じプロデューサーだし、次は違う人と、と小声で言っておきます。コンプが効きすぎのサウンドも改善されるんじゃないでしょうか。

リッチーがいないのは、やっぱり寂しい。今でもリッチーの復帰を期待しているけど、それでも『This House Is Not For Sale』は、間違いなくBON JOVIのアルバムだった。しかも、BON JOVIらしい、良いアルバムだ。久しぶりに心の底からそう感じている。BON JOVI健在! 



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