ikkieの音楽総研

第219回 洋楽編 GRETA VAN FLEET――70年代からタイムスリップ?! ロックの未来と称賛される期待の新鋭!

2018 / 10 / 15

20181016gretavanfleet.jpg 先週の土曜日(10月13日)、長年やっているユニットのTAI-ONでイベントに出演してきました。会場は30人も入ればいっぱいになるような小さなライヴバー だったんですが、ピアノの弾き語りでド迫力のオペラを聴かせてくれた個性的な女性シンガーや、あと2年で還暦だというベテランの凄腕ギターデュオなど、幅広い音楽性と確かな実力を持った共演者ばかりでとても刺激を受けました。いやー、あの日会場にいた人はラッキーだったと思う。最初から最後までほんとに楽しかった! ライヴをよく観に行く人でも、ライヴバーには行ったことがないという人も多いんじゃないかな? 敷居が高そうな感じもするし……。でもね、小さなライヴバーでも、物凄いアーティストに出会うことがあるんですよ。プロミュージシャンが普段の仕事ではやらない(やれない?)ようなことをバーでやっていることもあるし、もしかすると、凄いアーティストに出会う確率はライヴハウスよりも高いかも。音楽好きなら一度は訪れてみるといいですよ!

さて、前置きが長くなりましたが、今回は期待の新鋭、GRETA VAN FLEET をご紹介! 平均年齢20歳という若いバンドですが、最近のお気に入りで、ヘヴィローテーションしています。70年代のクラシックロック風のサウンドがカッコいいんだよねー。

GRETA VAN FLEETは17年にデビューした、アメリカ・ミシガン州出身のロックバンドで、ジョシュ・キスカ(Vo)、ジェイク・キスカ(G)、サム・キスカ(B)の3兄弟に、ダニー・ワグナー(Dr)を加えた4人で結成。昨年発表したデビューシングルはアメリカやカナダのロックチャートで1位を獲得、現在最も注目されている若手バンドの一つです。ラジオでかかっていたのを初めて聴いたとき、ジョシュの歌声がLED ZEPPELINロバート・プラント にそっくりで思わず笑っちゃったんだよね。それでも歌唱力は高いし、粗削りながら、バンドの演奏もいい。曲調もLED ZEPPELINの未発表曲だと言われたら信じてしまいそうな勢いのあるクラシックロックで、すぐに気に入りました。

『Highway Tune』
彼らのファーストシングル。童顔で可愛らしい顔立ちと、歌声のギャップにびっくり。
みんな高校生ぐらいにしか見えないね。
 


それにしても、デビュー当時は平均年齢19歳(サムとダニーは17歳!)という若さで、こんなに70年代っぽいサウンドを出すのはどういうわけだ……と思っていたら、ミュージシャンだった父親の影響で、LED ZEPPLINなどのクラシックロックを聴くようになったそうで。まあ、俺の子供でもおかしくない年齢だし、俺に子供がいたらLED ZEPPELINは絶対に聴かせているよなあ。70年代や80年代のミュージシャンは「親が聴く音楽なんか聴けるかよ」というアティテュードで新しい音楽を作ったと思うんだけど、今の若い子達は、それとは逆に親世代の音楽をクールだと思って、流行りとは違う音楽を作りだすのかもしれないね。

『Flower Power』
ちょっとZEPの『Your Time is Gonna Come』を思い出しちゃった
(CDはピアノじゃなくてオルガンでますます……)。
ベーシストが鍵盤も弾いちゃうところがまたね……、なんていう余計な詮索は不要。いいバンドだ!
 


ただ、彼らはLED ZEPPELINからの影響を認めつつも、あまりに比較されてしまうので、少々嫌気が差してきたらしい。「模倣はしていないし、音楽の書き方はそれほど影響を受けていない」と発言しているという。去年発売のダブルEPに収録された8曲を聴く限り、たしかにZEP風の曲はあるし、ジョシュの歌声はロバート・プラントを彷彿させる。それでも、LED ZEPPELINのなんとかっていう曲に似ている、ってわけじゃないんだよね。うん、模倣じゃないって言いたくなるよ、これは。GRETA VAN FLEETは、まるで70年代からタイムスリップしてきたような新人バンドだけど、断じてLED ZEPPELINのパクリバンドじゃない。

先述のEPにはJEFFERSON AIRPLANE時代のグレイス・スリックを思い出す曲もあったし、LED ZEPPELINの影響はもちろん感じるけど、サイケデリックロックや、サザンロックの影響もそれ以上にありそうな印象。まあ、ところどころに、これは……、ってニヤリとしちゃうところはあるけど、それはプロデューサーがやらせた可能性もあるよね。オマージュというか、わざとやっていそうな感じがするし。だって、この声を聴いたら、「ZEPっぽくしちゃおう!」って思っちゃいそう。俺ならやるなー。

『When The Curtain Falls』
最新シングルなのかな? 
2018年にこういうサウンドを出す新人バンドがいることが嬉しいね。
 


本家のロバート・プラントにまで、「まさに『LED ZEPPELIN I 』みたいなんだ」、なんてコメントされてしまうと、さすがに「パクってねーよ!」とも言いたくなるだろう。でもまあ、ある意味で本家が認めるほどのサウンドなわけだしね。それに、ロバート・プラントって他のバンドを褒めないからね! あんまり気にしなくていいと思います。ZEP風というのを抜きにしても、凄くいいバンドなんだから。

あ、ジミー・ペイジ は何か言っているのかな? 再結成LED ZEPPELINのシンガーにジョシュを狙っていたりして……。


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