ikkieの音楽総研

第308回 特別編 Songs of Peace ―― 今こそ平和の歌を

2022 / 03 / 22

前回の掲載から2週間が経ちましたが、ウクライナの状況は変わらず......というより、さらに悪化していますよね。日本では大きな地震も起きるし、コロナもまだまだ収まる様子がない。全然気が休まらないですよね......。音楽総研は今回も特別編。平和の歌をいくつかご紹介したいと思います。

Wind of Change SCORPIONS
ドイツのHR/HMバンド、SCORPIONSが1990年に発表した楽曲。SCORPIONSはロシアがまだソビエト連邦だった時代から、かの地で人気を博しており、ライヴも行っていました。「モスクワでゴーリキーパークに向かって歩いていく、変革の風を感じながら......」と歌われるこの曲は、冷戦の終結を象徴した楽曲として、そして、彼らの母国であるドイツの東西統一の象徴した楽曲としても親しまれています。あれから30年あまり、またこんなことが起きてしまうとは......。


『Wind of Change』
 



Give Peace a Chance/平和を我等に PLASTIC ONO BAND 
1969年にジョン・レノン がPLASTIC ONO BAND名義で発表。ベトナム戦争に対する反戦歌です。ベトナム戦争は音楽シーンや映画、漫画にいたるまで、当時のカルチャー(のみならず生活そのものにも)に大きな影響を与えていましたよね。俺が少年時代を過ごした80年代にも、ベトナム戦争の影響を感じる作品がたくさんありました。「平和にチャンスを与えよう」という、そんな当たり前のメッセージが、今また必要になっている......。


『Give Peace a Chance/平和を我等に』
 



Ebony and Ivory ポール・マッカートニー feat. スティーヴィー・ワンダー 
今回もポール・マッカートニーの曲を1曲。『Ebony and Ivory』は、ポールが1982年に発表した楽曲で、スティーヴィー・ワンダーと共演しています。ピアノの黒鍵(エボニー)と白鍵(アイボリー)が並んで調和していることを人種差別になぞらえ、なぜ僕たちにはそれが出来ないのか、と訴えかける内容のこの曲は、アメリカとイギリスのチャートで1位を獲得したほか、日本など世界中で大ヒットしています。人種差別ってなんでなくならないんだろうね......。ちなみに、この曲のドラムはスティーヴィーが叩いているんだけど、実は俺、スティーヴィーがドラムを叩いているのを生で観たことがあります。本人のライヴではなく、ジャズフェスティバルかなんかだったんだけど、たまたま来日していたスティーヴィーがセッションに参加した、とかいう流れだったはず。スティーヴィーがドラムを叩いたことよりも、想像よりも体が大きくてびっくりしたのを覚えています。


『Ebony and Ivory』
 



That's What Friends Are For/愛のハーモニー ディオンヌ・ワーウィック&フレンズ 
ディオンヌ・ワーウィックの1985年のアルバム『Friends 』に収録。アメリカのエイズ研究財団のためのチャリティーシングルとしても発売されています。スティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト エルトン・ジョン が友情参加。"That's What Friends Are For"は、それが友達というものでしょ、という感じかな。平和の歌、というとちょっと違うのかもしれないけど、「わたしがいつもあなたの味方だってことを忘れないで。それが友達でしょ」というメッセージは、今のこの時代にぴったりなんじゃないか、なんてことを思って、このところ何度も聴いていました。4人それぞれの歌い回しに"らしさ"があふれていて、初めて聴いた時はすごく感激したなあ。「I'll be on your side forevermore」の違いがとくに好き。スティーヴィーのハーモニカもいいよね。


『That's What Friends Are For/愛のハーモニー』
 



Heal the World マイケル・ジャクソン
1992年リリース。マイケルは誤解されることも多かったけど、常に世界平和を願い、世界中の子供たちを憂いてきた人でした。この曲や『Black or White 』、『Earth Song 』なんかを聴いて、マイケルほどのアーティストになると、メッセージを伝える対象は欧米や日本といった彼の音楽を簡単に聴くことが出来る西側諸国だけでなく、アフリカや中東、ロシアや中国にアジア……といった、地球単位になるんだな、と、リリース当時に感じたことを思い出す。マイケルなら、もしかすると人間以外の動植物、地球そのものも対象だったかもしれない。そのためにはまず人間から、くらいのことを考えていても不思議じゃないほど、スケールの大きなアーティストだったよね。


『Heal the World』
 



「世界を癒して、よりよい世界にしていこう、君にも僕にも、人類みんなにとって」……あの人も、自分の世界の中ではこんなふうに考えていたりするんだろうか。でもそれは、誰かの犠牲の上に成り立つものであってはならない……。



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