ikkieの音楽総研

第314回 ライヴレポート編 NEMOPHILA ―― NEMOPHILA Zepp Tour 2022! 虎穴に入らずんば虎子を得ず......レジェンドと堂々の共演!

2022 / 06 / 14

BON JOVIのオリジナルメンバーだったベーシストのアレック・ジョン・サッチが亡くなったとのニュースが飛び込んできました......。アレックのベースラインは印象的なものが多くて、アレンジ面ですごく影響を受けたし、アレックのプレイが大好きでした。デビュー当時からリアルタイムで聴いてきたアーティストが亡くなる年齢になってきたんだな。寂しいなあ......。

......気を取り直していきましょう! 今回の音楽総研は6月11日にZepp Osaka Baysideで行われたNEMOPHILAのライヴレポートをお届け! 今回もまた配信での視聴でしたが、先に言っちゃうと、配信でもしっかりと迫力が伝わってくる素晴らしいライヴでした。しかもスペシャルゲストにLOUDNESS! 結成から41年、オリジナルアルバム29枚をリリースしているレジェンドが、まだ1枚しかアルバム をリリースしていない新人バンドのライヴに客演って凄いよね。そのLOUDNESSのレポートも書いておきたいところですが、スペースの都合で今回はNEMOPHILAだけでご勘弁を。LOUDNESSも貫禄たっぷりの素晴らしいライヴでしたよ!

※以下、セットリストなどのネタバレを含みます。気になる方は配信中のアーカイヴ をご覧になってからお読みください。

LOUDNESSの轟音の余韻がまだ残っているであろうフロアにブルータルなSEが流れ、新曲『A Ray Of Light 』のMVの衣装を身にまとったmayu(Vo)、SAKI (G)、葉月 (G)、ハラグチサン(B)、むらたたむ (Dr)の5人が登場! オープニングは『雷霆 -RAITEI-』だ。配信のサウンドは1月のライヴに比べると少しこもり気味のようにも聴こえたけど(すぐに改善)、切れ味鋭いリフの勢いは感じられるし、迫力は十分。そして間髪入れずにファーストアルバムのタイトルトラック『REVIVE 』へ。心なしかmayuの声がいつもより細いというか厚みが少ない(?)ような......、でもこれはLOUDNESSのライヴを観た後だからそう感じるのかも。大ベテランの二井原実(Vo)と比べるのは少々酷だけど。

『雷霆 -RAITEI-』
ラストのドラムパターンが変わるところがめちゃくちゃカッコいい!


 


MCでLOUDNESSや会場のファン、配信で参加中のファンに向けた謝辞のあと(思わずモニターに向かって手を振ってしまった)、イントロのスラップからハラグチサンが大活躍の『Rollin'Rollin' 』をプレイ。ハラグチサンはプレイの確かさはもちろん、魅せることをしっかりと心得ていて、堂々としたパフォーマンスが実にカッコいい。NEMOPHILAはすでに実力派として知られていたSAKI、たむ、葉月と、二人の新人という印象があったけど、その新人二人ともがこんな逸材だったというのが凄い。......しかしこの日のmayuは、彼女にしてはめずらしく声がかすれたり裏返ったりしてしまうシーンもあり、やはり喉の調子が悪いのかも......。ヘヴィ・シャッフルの『SORAI 』、スピード感のある『鬼灯 』と続き、NEMOPHILAらしいゆるふわなメンバー紹介へ。

続いて披露されたリリース前の新曲はインタビューで話していた『徒花』かな? ミディアムテンポで和風な妖しさ満載の楽曲だ。葉月とSAKIのギターソロは短いながらもそれぞれの持ち味が出ていて、どちらにもそれぞれの魅力がある。続いてはまた別の妖しさを持つ『HYPNOSIS 』。ミディアムテンポが続いて落ち着いてきたのか、mayuの声にいつもの迫力が戻ってきて安心する。体調不良とかじゃないといいんだけど。たむの見事なプレイが堪能できる曲間のドラムソロでは、たむ以外のメンバーが仏像(?)ポーズでフリーズ。SAKIの妖艶なこと! SAKIはやっぱり絵になるなあ......。

『A Ray Of Light』
NEMOPHILAらしいスケールの大きな楽曲。mayuの歌がいい!


 


6曲をプレイしたところで、「ラストスパートを迎えてしまいましたー」とのmayuのMC。対バン形式でももっと長くやってもいいのに......と思ったけど、コロナの関係で終演時間の規制があるのかもしれない。ドラマティックなサビとギターソロが印象的な『DISSENSION 』、5月にリリースされたばかりの『A Ray Of Light』、ファーストシングルの『OIRAN 』と、3曲立て続けにプレイして本編が終了。この日のライヴはツアー中盤で、余裕も出てきたのか、1月のライヴ以上にメンバーの表情には笑顔が目立ったように感じたがどうだろうか。立ち位置を頻繁に入れ替えるのも自然だったし、もとから定評のある演奏力だけでなく、それぞれの佇まいや大きな会場でのパフォーマンスに磨きがかかっているように感じられた。

アンコールでは期待通り、LOUDNESSの二井原と高崎晃 (G)との共演が実現。NEMOPHILAによるカヴァー動画もアップされている『Crazy Doctor 』だ! メンバーたちが生まれる前から活動しているレジェンド二人に少し恐縮しているようにも見えたけど、mayuの迫力ある歌声をはじめ、プレイは堂々としたもの。もはや伝説といってもいい、かの有名なギターソロはSAKIが高崎と同時にプレイ! これ、タッカン(高崎のニックネーム)が「一緒に弾こうや」とか言ってこうなったんじゃないか......。なんだかハラハラしつつ、見守るような気持ちで観ていたけど、SAKIは見事にユニゾン! 凄いぞ。そしてニイちゃん(二井原のニックネーム)の声の太いこと!

『Crazy Doctor』
おっさんホイホイっぷりに感心した(笑)。
LOUDNESSとは共演したし、前にカヴァーしたKISSともフェスで同じ日に出演......、
IRON MAIDENやJOURNEYとの共演も夢じゃない?!


 


和やかな(LOUDNESSには似合わない言葉だけど)セッションが終わって、ラストソングの『Life 』。ポジティヴな歌詞とあたたかいメロディ、エモーショナルなmayuの歌声に胸が熱くなる。余韻たっぷりにエンディングを締めて、この日のライヴは終了......。mayuはこの日、少し調子が悪そうではあったけど、その歌声はやっぱり魅力的だったし、貫禄すら感じたSAKIをはじめ、他のメンバーもどんどん頼もしくなっている。7月にはなんと、伝説的なロサンゼルスのクラブ、Whisky a Go Go でのライヴが決まっている(配信 あり!)。NEMOPHILAの快進撃は止まらない。そう確信できる、素晴らしいライヴだった!


※文中敬称略


2022.6.11 Zepp Osaka Bayside セットリスト
1.雷霆 -RAITEI-
2.REVIVE
3.Rollin' Rollin'
4.SORAI
5.鬼灯
6.新曲
7.HYPNNOSIS
8.DISSENSION
9.A Ray Of Light
10.OIRAN

Encore
1.Crazy Doctor
2.Life



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