ikkieの音楽総研

第349回 ライヴレポート編 NEMOPHILA ―― 日本武道館公演も決定! 快進撃中のNEMOPHILAが貫禄すら感じさせたスペシャルな配信ライヴ!

2023 / 10 / 24

10月8日に行われたNEMOPHILAの配信ライヴを観ました! この日は前回書いたGacharic Spinの配信ライヴもあって、どちらを観ようか直前まで悩んでいたんだけど、やっぱりどちらも観たいし、開始時間の早いGacharic Spinをリアルタイムで観て、NEMOPHILAをアーカイヴで観ることにしたのでした。何度も書いているけど、配信ライヴは生で観るライヴの臨場感や迫力には到底かなわないにしても、こうやって日程がかぶってもどちらも観られるんだもんね。これも配信のいいところ!

そんなわけで、残念ながらリアルタイムでは観られなかったけど、楽しみな気持ちは全く変わらず、ワクワクしつつ視聴開始! オープニングは疾走感あふれるリフがカッコいい『鬼灯 』だ、と興奮するも、mayu(Vo)の衣装が10月1日に配信されたYouTubeのフリーライヴで着ていたヤンママ風(死語?)というか、スーパー銭湯の館内着のようなスタイルで、あれ、この間と同じ服じゃん、まさか同じライヴ? なんて一瞬思ってしまったんだけど、無料で公開しているものを有料で配信するはずはなく(当たり前だ)、オープニング曲も違うし、同日に収録したんだろうね。収録のほうが音響面のリスクは低いだろうし......そう、収録後にミックスを施したのか、サウンドバランスは抜群に良く、配信であっても迫力十分なサウンドでした。


『You Tube FREE LIVE 2023』
今回のライヴに先駆けて10/1に配信されたフリーライヴ。今回のライヴと同じ衣装だし、同日に収録されたのでは

 


『鬼灯』が終わると、間髪入れずにブルータルなリフの緊張感とサビの解放感の対比が素晴らしい『雷霆 -RAITEI- 』をプレイ。SAKIと葉月の二人のギターは左右にパンニングされており、ヘッドフォンで聴いていると二人のプレイの違いがはっきりとわかって、そのアレンジに感心してしまった。コピーしたくなるね。ハラグチサンのベース、むらたたむのドラムは迫力ある重低音ながらも細かいプレイも聴きとれて、その確かな演奏力に唸ってしまう。これはSAKIにも葉月にも言えることなんだけど。mayuはゆるーい衣装とは正反対の凄みのある歌声を響かせていて、得意のスクリームにも一段と磨きがかかっているようだ。3曲目は謡(うたい)と三味線がフィーチャーされた異色のメタルソング『炎天 -ENTEN- 』。謡と三味線は同期されたものが流れているけど、いつか生で共演するのも聴いてみたい。

怒涛の勢いで3曲を演奏し終えると、NEMOPHILAらしい“ゆるふわ”なMC。このギャップがいいよね。続いて披露されたのは今年シングルとしてリリースされた『RISE 』。NEMOPHILAらしい、ポジティヴなメッセージが込められたヘヴィかつキャッチーな楽曲だ。最近のバンドを全部知っているわけではないけど、こんなにヘヴィな楽曲をNEMOPHILAほどキャッチーにやれるバンドは他にいないんじゃないだろうか。『DISSENSION 』に続いて演奏された『OIRAN 』はライヴのラストに演奏されることが多く、あれ、もう終わっちゃうのか、なんて思っていたら、mayuが「終わりかと思ったでしょ?」と、悪戯っぽく笑う。してやられました。まだまだ続くとのことでひと安心。


『RISE』
今年3月リリースのシングル。mayuの歌が凄いね......

 


ハラグチサン作のミクスチャー風味満載の『STYLE 』は、mayuの高速英詞ラップがカッコいい。ハラグチサンは無国籍風のリフやコーラスが得意なのかな? 『HYPNOSIS 』もそんな感じだったし。続くユーロビートっぽいシンセが印象的な『Night Flight 』はお約束の振り付けが登場。こういうのがうまくハマるのは女性バンドならではだと思うけど、"カッコいい"と"カワイイ"が自然に同居するのはNEMOPHILAならでは。『Night Flight』で和んだ後はドラマティックな展開の『A Ray of Light 』だ。ライヴでは大合唱必至の『Change the World 』ではパソコンの前で思わず一緒に歌ってしまう。指弾きが多いハラグチサンのピックを使ったバキバキのサウンドが気持ちいい。

『Change the World』
7月に東京ガーデンシアターという大箱で行われた4周年記念のライヴから。大きな会場がよく似合う!

 


MCを挟み、名曲『Life 』と、ヘヴィリフに爆発的なコーラスがNEMOPHILAらしい『REVIVE 』でライヴは終了。あっという間の1時間でした。配信ライヴは慣れたものなのか、この日のライヴは勢いがありつつも終始リラックス......というより、余裕綽々、貫禄すら感じたほど。これまでに何度も書いているけど、NEMOPHILAのメンバーはステージにおける佇まい、パフォーマンスが実に魅力的で、どのメンバーにも華がある。楽曲がいい、演奏がいいのはプロならば当たり前。プロならば、ステージングでもしっかりと魅せてほしい。NEMOPHILAは全員が見惚れてしまうほどカッコいい。意外といないんだよね、そういうバンド。

葉月がMCで話していたように、NEMOPHILAは、来年2月17日に日本武道館でのライヴが決定している。これはとんでもなく凄いことだ。日本武道館でライヴを行うバンドは数あれど、女性だけのヘヴィロックバンドが単独で武道館のステージに立つのは、SHOW-YA 以来じゃないだろうか。その活動のほとんどがコロナ禍に巻き込まれ、思うようにライヴを行えなかったバンドが、こうやって配信ライヴでその名を世界中に轟かせ、ついに武道館にたどり着いた......! 凄いぞ、NEMOPHILA! しかし、去年1月のライヴレポートに武道館だって夢じゃないと書いておきながら、こんなに早く実現するとは思っていませんでした。......感動しています、俺。


(文中敬称略)

2023.10.8 NEMOPHILA Streaming Live 2023 Set List

1. 鬼灯
2. 雷霆 -RAITEI-
3. 炎天 -ENTEN-
4. RISE
5. DISSENSION
6. OIRAN
7. STYLE
8. Night Flight
9. A Ray of Light
10. Change the World
11. Life
12. REVIVE

 
 

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