インタビュー/記者会見

『ミロクローゼ』初日舞台挨拶!
山田孝之、マイコ、石橋杏奈、原田美枝子と石橋義正監督が登場!
この映画と同じ時代に生きてて良かったなと思える作品!

miroku01.jpg昨年の香港映画祭を皮切りに、約30の国際映画祭で上映され、アメリカのニューヨークアジア映画祭では、主演・山田孝之が日本人初のライジング・スター・アワードを受賞。北米最大級の映画祭ファンタジック・フェスティバルでは最優秀監督賞を含む4つの賞を受賞するなど、各国で絶賛された『ミロクローゼ』が11月24日(土)公開。その公開初日に東京・渋谷シネクイントで行なわれた舞台挨拶に主演の山田孝之をはじめ、マイコ、石橋杏奈、原田美枝子、石橋義正監督が登場。

miroku02.jpgMC:みなさんからひと言ずつご挨拶をお願いします。
山田:もう3年も前に撮った作品で、やっと公開できて嬉しいです。(沈黙)……以上です(会場笑)。
マイコ:ひと言では、語れない作品だと思っています。どの角度から観ても、自由に楽しむことができる作品、何度も観ていただきたいです。
石橋杏奈:撮影が高校2年の時だったので、やっと初日を迎えることができ嬉しいです。
原田:試写でタイトルバックを観ただけで、この作品に出演でき良かったなって、ドキドキしました。
石橋監督:公開までに時間がかかりました。作品のプランを起ててから8年経ちます。本日、みなさんに観ていただくこどができ感無量です。この映画はストーリーを追うよりも感じていただきたい作品。『ミロクローゼ』を観に行こうというより『ミロクローゼ』に遊びに行こうという感覚でいらしていただける作品です。
MC:海外の多くの映画祭で上映されていますが、どのようなシーンで盛り上がりましたか?
石橋監督:いちばん笑うシーンは原田さんが耳をほじるところでした(会場笑)。世界共通なんですね。ショッキングでした。
原田:まったく予想しないところなんでしょうね。私も好きです。
MC:山田さん、日本人初のライジング・スター・アワードを受賞した感想は?
山田:……光栄です。
MC:作品の中では華麗なダンスシーンも披露されましたが……。
山田:最初にダンスの練習をかなりしました。ダンスは未経験でしたから。踊れるようになっても、ベッソンがかなり厚底の靴を履いているので、また、靴を履いて踊れるようになるまで練習して……という苦労話です(会場笑)。
石橋監督:そのリハーサルにいちばん時間を裂いたと思います。僕も一緒に踊ったりしてたんですけど……(会場笑)、その中で気持ちが通じ合って(会場笑)、撮影がスムーズにいきました。
会場:踊ってーー!
山田:踊らないよ!(会場大笑)
MC:遊女(女萎魅)役の椿かおりさんは、山田さんの実のお姉さんで……。
山田:それ、言っちゃうんですね(会場笑)。僕も台本を見た時にビックリして、姉に“ついに競演ですな”ってメール送ったんですけど、監督やスタッフの方々に気をつかわれたり複雑な気持ちになられても困るので、そのことは隠してました。終わった後に監督にだけお話しました。
石橋監督:知らなかったです。でも、複雑な気持ちにはならなかったと思いますけど(会場笑)。

miroku03.jpgMC:マイコさん、今回“ミロクローゼ”という独特の存在感のある役でしたが、監督から説明は?
マイコ:3年半前なので、ちょっと記憶が……。
石橋監督:なにも言ってなかったと思いますよ。
マイコ:名前が神々しいんですけど、生活感のある女性だなって思ったので、普通に演じさせていただきました。
MC:石橋杏奈さんは二役を演じましたが、いかがでしたか?
石橋杏奈:監督の世界観もさることながら、色彩が凄かったです。台本を読んだ時にはイメージもわかなかったんですけど、衣装を着てメイクをするとその中にすんなり入れて、楽しみながら演じさせていただきました。メイクには時間がかかって、3時間前に現場入りと、大変でしたね。
石橋監督:メイクに時間をとりすぎて、撮影の時間がどんどんなくなっていくという現場でしたね。
MC:原田さん、今回は“壷振りお竜”というインパクトのある役柄でしたけど、壷を見ないで振るシーンはいかがでしたか?
原田:けっこう、外れるんですよね。ちゃんとサイコロが入らなくて難しかったです。何度も稽古しました。
MC:殺陣のシーンも強烈な印象がありましたが……。
原田:殺陣師の方に振り付けをしていただいて、それをかっこ良く見せるために、知り合いの真田広之さんに教えていただきました。あのシーンは真田広之さんが半分入ってます(会場笑)。
石橋監督:刀ってけっこう重たいんですよ。それを見ずに鞘に納めるのは難しいんです。
原田:そこに命懸けました(笑)。
MC:みなさんが、恋している、こと、もの、人があれば教えてください。いちばん険しそうな顔をしてらっしゃる(会場笑)山田さんからお願いしてもよろしいでしょうか……。
山田:……シンキングタイムないんですね(会場笑)。ウ〜ン……。(沈黙)こと、もの、人……。ないです! すみません!
マイコ:私も……(会場笑)。
石橋監督:ちょっと、質問が悪いですね(会場笑)。
マイコ:ウソです、ウソです。最近、掃除にはまってます。グッズを買い集めて、掃除に恋しております。

miroku04.jpg石橋杏奈:え〜と、え〜と、うどんです! ハイ! うどんがいちばん好きです!
原田:乗馬かな? 通ってます。
石橋監督:え〜、家内ですね(会場から「あ〜」という声)。もっと、ドッて受けるかなって思ったんですけど(会場笑)。
MC:山田さん一巡しましたが、いかがですか?
山田:今、一所懸命考えていたんですけど、うどんって聞いてから、讃岐うどんか稲庭うどんかってことが気になって考えられなくなりまして……。どっちですか?
石橋杏奈:なんでもいいです!(会場笑)
山田:う〜ん。適当とかウソとかアリですか?
MC:なんでも……。
山田:あの……、(沈黙)写真とか……(会場笑)。写真は良く撮ってます!
MC:最後に、ひと言ずつメッセージをお願いします。
山田:「この映画の魅力は?」、「どこが面白かった?」と聞かれると、すべてひっくるめて“ミロクローゼ”が面白いとしかいいようがないんです。だから、みなさんも知り合いに「どうだった?」、「どこが面白かった?」って聞かれると返答が難しいと思いますけど、この映画と同じ時代に生きてて良かったなと思える作品なので、なんとかピーアールをお願いします(会場拍手)。
マイコ:おもちゃ箱のような印象だったり、息を呑むようなスリリングな面があったりと、観るたびに色々な印象を受ける作品です。一作品で何度も美味しい映画だと思います。
石橋杏奈:友達に自信をもって進められる作品になったので、公開を向かえて嬉しいです。みなさん口コミでぜひ、広めてください。
原田:こんなにワンカットを思いを込めて楽しみながら作っている監督は、今は本当に少ないと思います。
石橋監督:出演者のみなさんが、この作品を愛してくださって、嬉しいです。映画少年として育ってきたんですけど、いろいろな映画の形があるとは思いますが、この映画をきっかけに、また新しい日本映画の形が広がっていけばいいなという思いを込めて作りました。本日はありがとうございました。

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次元を超えた究極のラブファンタジー!
神々しい美女“偉大なるミロクローゼ”に一瞬にして胸をトキめかす少年のような不思議な男性オブレネリ・ブレネリギャー。狙った女は必ず落とす最高にダンディ、かつ奇抜なヘアスタイルで異彩を放つ青春相談員・熊谷ベッソン。時空を超えてあらゆる危険な場所で愛する女性ユリを探し求めるタモン。果たして男たちは自分だけの「ミロクローゼ(=太陽)」をその手につかむことができるのか?

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監督・脚本・美術・編集・音楽:石橋義正
出演:山田孝之/マイコ/石橋杏奈/原田美枝子/鈴木清順/佐藤めぐみ/岩佐真悠子/武藤敬司/奥田瑛二
主題歌:ONE OK ROCK「LOST AND FOUND」(A-Sketch)
音楽:久保田修/生駒祐子/清水恒輔
配給:ディーライツ/カズモ
公開:2012年11月24日(土)シネクイントほか全国順次ロードショー
公式HP:www.milocrorze.jp
 

©2012「ミロクローゼ」製作委員会












エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2012 / 11 / 26

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