Tomoka's マクロビカフェ

いちごが運んできてくれたもの (前編)

2013 / 03 / 22

tomoka20130322_02.jpg 果物売場は真っ赤な宝石が甘い香りを発しながら並んでいます。
ちょっとまるくてふっくらしたものもあれば、「スッ」とすっきりしたものなど。
最近では白い苺もあります。
スーパーでは2・3種類ほど並んでいるだけですが、苺には寿命があり、15から20年で世代交代が行なわれ、次々と新しい品種が登場するそうです。

苺は好きですか?

私は、普通です。......いえいえ、好きだったことを忘れてた!
子供のころの我が家の庭には苺エリアがあって、苺ができるのを楽しみにしていました。
ときには鳥との争奪戦に負け悲しい思いをしたことも。
そのころは、家の庭にはクリスマス用のもみの木や端午の節句に合わせ菖蒲が咲いたりと、季節の移り変わりがあるお家だったな〜? なんてふりかえってみたり。
元に戻って、昔の苺は甘酸っぱく、ボチボチした苺専用スプーンで潰して練乳をかけて食べたり、ホイップクリームを泡立てて、ホットケーキと食べたりと甘いものと合わせて食べていました。冷凍庫には冷凍いちごが入っていて母がミキサーでガーっとよくいちごミルクを作ってくれたものです。そうそう、よく飲んだ!
それが、この何十年かでジューシーで甘い多様な苺が誕生しています。
ですが不思議と、その甘くジューシーな苺には私の興味が無く、苺からオサラバしていたのです。

東京国際苺博覧会 STRAWBERRY LOVERS 
苺愛好家が日本で栽培される最高の苺を全国から厳選し10の品種を食べ比べできるストロベリーテイスティング。自由ヶ丘にあるGRACEFUL SWEETS オーナーの水野さんが開催されるというので、お邪魔してきました。 
店内にプーンと漂う苺の匂いに、あれ? アタシ苺にもう心奪われてます。と、黒目が苺になるくらいの笑顔を振りまいてるではありませんか!
苺たっぷりのバースデーケーキを毎年食べてきたのですから、もう舌が覚えています。
沢山の苺を目の前に、こんなにも種類があるのか! と。
産地や生産者が変わると、同じ種類の苺でも味が全然違う。
どの苺さまも甘い香りで誘惑してきます。
この日いただいたのは、
女峰・とちおとめ・さがほのか・いばらキッス・紅ほっぺ・あまおう・ゆめのか・さぬき姫・初恋の香り・レッドパール・美人姫......
見栄えも味もそれぞれ! もう、これは好みでしかないでしょう。
どんなものか、知りたい!という方はこちらを参考にしてはいかがですか?
http://strawberrylovers.jp/strawberryhinsyu.html
もちろん、女王のような美人姫のそれだけで『あー美味しい』は苺さまとして素晴らしい(あれ? いつの間にか苺にさまがついている。完全に虜になった証拠です)。
でもその中で、私が苺好きだったことを思いださせてくれたのは「いばらキッス!」
昔懐かしい子供のころ食べた苺に近い。味がしっかりしていて、酸味も甘みもあってあまり水分が無い。季節の楽しみの苺が昔の思い出を運んできてくれたのです。
小さいころから慣れ親しんだ味は大人になっても思い出すものです。
味覚は記憶に残り、おふくろの味が恋しくなったこともあるでしょう。
苺博覧会を企画された苺大好きなオーナー水野さんによって 私はまたまた苺に魅了されてしまいました。
そして、思い出してしまったのです。

あなたの想い出を運んでくれる食べ物はなんですか?


tomoka_20130322_recipe.jpg











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