編集長!今日はどちらへ?

壮絶!甲斐駒!!!−7月はバリバリお山三昧−

2013 / 07 / 25

さて、この前山登ったのいつだっけ?
そうそう、5月11日から12日、13日の剱岳八つ峰以来だから、ほぼほぼ1ヵ月ぶりの「お山」になる。
もともとは剱岳のチンエ左稜線を行く予定だったところ、日本海側の天気がよろしくないというので、赤石沢奥壁中央稜へ転進となった。
聞いただけでは「ふーん」だったが、車の中で資料を見たり話を聞くうちに「甲斐駒ケ岳黒戸尾根」の八合目まで上がり、そこから谷を降りて取り付き点に達するという、恐ろしく「タフ」なルートと判明。その時点で、内心「ふわぁーッ!ダイジョブかよ自分!」ではあった。数年前、降雪期?に黒戸尾根を行こうとして、2時間ちょっと登った時点で敗退した。「こんなスピードじゃ、小屋まで着かない。危険だ」という判断だった。

もともとがテント泊だったから、テント装備で、ということになった。といっても、テントセットも食料も3人分全て三苫ガイドがしょってくれる。びっくりだ。そんなことしちゃって、いいのだろうか?
とか殊勝なこと言っているのも歩き出すまで。いやー、そんな急でもないんだが、じわりじわりとしんどくなってくる。
7月13日、1日目は五合目でテント泊。準備されたテントは2人用で、C.Tさんと私が使い、三苫ガイドは岩屋で寝ると?!これまた仰天!!

2日目、7月14日は早朝4:30出発。

datin130725_01@.jpg
八合目から登山道を逸れてガレ場交じりの沢筋を右方向にトラバース気味に下る。これが案外緊張して疲れる。

datin130725_02.jpg 取り付き点をリサーチする三苫ガイド。谷に立ち上がる岩壁はなかなかに雄々しく、大きい。


datin130725_03.jpg 1P目の核心を抜けたところ。登っているのは三苫ガイド。


datin130725_04.jpg
2P目の最後かな〜?ミヤマダイコンソウやハクサンイチゲなど、草花が咲き乱れていたりして、すこしずつ増してきた高度もあり、それはそこそこいいかんじでもあるんだが、概して岩との間は激しい草つき。低木やブッシュも交じる。しかも昨夜の雨で露を持ち、かき分けて進む腰から下がじっとりしてくる。クライミングシューズごと足がジュグジュグ。脱ぎ履きもままならず、履きっぱなしだから、つま先が痛いのを通り越して痺れが走る。

datin130725_05.jpg
4P目の終わりかな?高度も上がり、少し風が出てきて、寒くて上着を1枚重ねた。
もっとも大変だったのは3Pだった。離陸からなかなか困難で「トポ本(ルート解説図集)」にも「A0(セットされたボルトやかけられたヌンチャクを使う)で」とガイディングがあるぐらい。
「A0だったら、行けるじゃん」と思いきや、これがメチャメチャ要腕力。結局は1手目も2手目もA0して、それでも雄叫び上げるほどタフなピッチだった。その3Pの後のゆとり顔の4P画像。

ところが、短い5Pであるはずが、今度は疲れが蓄積してきたと見えて、乗り越すのに苦労し、その後、ことさらに激しいヤブコギの末のスラブった、ちーとばかりニュアンスな最終ピッチは冷や汗もんだった。

終了点から15分ほどで登頂!!!12:30

datin130725_062.jpg
あの甲斐駒に登頂。しかも初甲斐駒が赤石沢奥壁中央稜だもの、なんてステキ!そりゃあもう、感謝、感激、感無量!!!

ですが、ですが…
その後に、またまた筆舌に尽くしがたい空前絶後、七転八倒、悶絶苦闘が待ち受けていたとは。そこが甲斐駒黒戸尾根の黒戸尾根たる所以。ちっとやそっとでは、そうそう楽に降ろしてはもらえない、神棲む山であり、魔気も徘徊する尾根筋のようだ。

降り始めてすぐにパラパラ降り出した雨は、早晩本降りになり、七条小屋にたどり着くころにはもう、全身中から外からびしょ濡れ。「もぐりこもうか」という案もあったが、小屋は登山者で満杯で、ただでさえギュウギュウなところへビッショリが割りこんだら、「相当顰蹙だよね」だったんで、ともかくも五合目まで降りることに。

五合目着17:00。いつの間にか雨が上がっていた。
のが、よくなかった。実に!
「さあて、どうしようか」
となって、まあ、もう一日山行予定はあるので、時間も時間だから、テントでもう一泊してから、ゆとりの下山。ってのが順当といえばそうだったんだが、なにせビショビショ。
「これでテントにもぐりこむのも、なんだよね」となり
「あと、どのくらいで下山?」
「3時間ぐらいかな?」
「んじゃ、降りちゃえ」
となった。

「降りちゃえ」と言っちゃった当の本人(つまり私)が己の残存体力、筋力を見誤った。さすがの黒戸尾根で魔が差した、としか言いようがない。結果、3時間で着くはずだったのが、5時間から上かかって、下山完了してみれば夜の10時30分になった。
もうね、一足ごとに前腿が痛い、足指のつま先が痛くて、
「精神力、ありますね」
じゃなく、かといって「もう歩けません」言うたところで、どうにもならないことぐらい十分すぎるぐらい承知しているわけで、もう何も考えられなく、頭の中からっぽで
「それが山ってもんでしょ」
ってな塩梅ですよ。
っていうか、お付き合いいただいたC.Tさんと三苫ガイドにはなんとお詫び申し上げていいやら、またまた感謝の極みでありまする。

5月の八つ峰が連続歩行時間16時間で最長記録だったが、それを大幅に上回る新記録の18時間行動だよ。
あのね、もうね…
新記録、更新したくな〜い!!!
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