― 春待人 ―
求めることのすべてに
言い訳はいらない
迷える子羊を救うのは
神様だけじゃない
たんぽぽが好きだと微笑んだ
その瞳が偽りでないのなら
春の野道 ふたりで
散歩でもしませんか
導くことだけで愛を
示そうなんてしないで
旅することのすべてに
答えはいらない
名も知らぬ小さな町で
住人たちは
自由なはずのあなたの心に
幼い夢を描くよ
春の空 霞がかかり
まどろんだ目に 優しくしみる
部屋でひとり あたためた
思いの数に負けないように
春の野道 ふたりで
散歩でもしませんか
自由なはずのあなたのまわりで
時が流れてゆくでしょう |
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プロにはなれないって思いました。実力以前に、書きたいときに書きたいものしか書けないからです。しかもその書きたいときというのは、数ヶ月に一度巡ってくるかどうか。それで通用するのはよほど才能のある人で、凡人には、とても無理です。
大学をやめることは既に決めていました。この先いったいどうするつもりなのか。自分が何者でもないもどかしさ。そして何より、身勝手な自身に対する怒り。
「まだ若いんだもの、大丈夫」
春の陽気にさそわれて、心を少し解き放ってみました。 |