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なかつりょうこの Time is... タイトル

Poem 実はメロディーもついています第17回  23歳(2) ― ほてる ―

このコーナーでは、10代後半から現在まで、わが身の状態や心情の変化をその時その時に書き綴った詞と照らし合わせながら、30回に分けて振り返って行きます。

― ほてる ―

きしむ線路にゆく先あずけ
今朝のことさえ夢鏡
となりの柿はよく客食う柿だ
弾む心に嘘はない

「彼は十四(じゅうし)で初体験
四十(しじゅう)のパパは未体験」

ほてる
さびれた港の町じゃ
パラは落ち目のピエロだね
一歩進んで プレゼント・フォー・ユー
くちづけてやりな
あんただけの夜にさ


遠い祭りの音色には
笛の流しがよく似合う
汽車はゆくゆくどこへゆく
ひとり笑いで夜が更ける

「16の花嫁は祝福されて
×××は18以上から」

ほてる
すさんだ都の空じゃ
星はまぬけな落書きさ
一歩踏み込み プレゼント・フォー・ユー
抱きしめてやりな
ふたりだけの夜にさ


世間のことはよく存ぜぬが
あんたも世間の一部なら
どんより雲の上にも神の
御国(みくに)があるかも知れませぬ

「冷えた夫婦はおめでたで
彼と私はフジュンイセーコーユー」

ほてる
いとしいあんたの胸じゃ
夢は四角いビー玉ね
一歩よけいに プレゼント・フォー・ユー
そばにいてやるよ
あたしだけの夜にさ

 

あいかわらずの旅館生活。休みをとって、富山の“風の盆”に行ってきました。お祭り自体は、うーん、私も含め、観光客のせいでちょっと俗っぽくなりすぎてる気が。人数制限をした方がいいかも、なんて思ってしまった。

その夜は富山駅前で泊まり、次の日、どんより曇った空の下、ピンクともオレンジともつかない不気味な色彩を放ちながらぽつねんと建っているとあるホテルを電車の窓から目にした途端、自分でもわからないまま10分で書けてしまったのが、この作品。気持ちが高揚していたのでしょうか。祭りのあと。なんだかんだと言ってはみても。

意味は不明。ある知人に言わせれば、「きっと世の中に理不尽を感じていたんだよ、それが言葉になって表れたんだ」 らしいんですが、そんなんじゃないなぁ…。


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