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Poem 実はメロディーもついています第20回  23歳(5) ― 湯けむり情歌 ―

このコーナーでは、10代後半から現在まで、わが身の状態や心情の変化をその時その時に書き綴った詞と照らし合わせながら、30回に分けて振り返って行きます。

― 湯けむり情歌 ―

遠い山影 星ひとつ
人里離れた温泉宿に
娘がひとりおりました

明日は戻ろかとどまろか
川音枕に目をつむりゃ
捨てたあんたの面影が
ちろりちろりと胸つつきます

(※)
湯けむり美人は口説かれ上手
ちょいとお背中流しましょうか
髪の乱れは勘弁してね
もつれほどけて
一夜の恋となりましょう

ネオンゆらめく石畳
暮れてにぎわう温泉宿に
娘がひとりおりました

明日は何処の橋の上
灯り愉しや華の街
捨てた男は数知れず
しゃらりしゃらりと鈴鳴らします

(※)繰返し

渡る仮寝の旅の夜半
とある名も無い温泉宿に
娘がひとりおりました

明日は明日の風模様
商売繁盛 夢繁盛
捨てた拾たは世の定め
ぽつりぽつりと年重ねます

(※)繰返し

 

湯けむり情歌

細かいことに関してはエッセイコーナーの「湯けむり企画」をご覧下さい。おしまい!

え? 省略しすぎ?

かなり「なりきって」ますね。実際はこんな艶っぽい生活ではなかったんですよ。3番の「仮」は、密かに「雁」とかけたつもりなんですけど、誰か気づいた方いらっしゃるかな。 渡る仮寝 → 渡る雁、つまり渡る“雁音” 雁音は、閨での睦言とでも言いましょうか。解説しちゃうと恥ずかしいな。CD買ってください(笑)。

山での作品はここまで。次回から地上に復帰です。


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