ここは東京オペラシティのそばのマンションの一室の前。「こんにちは」とドアを開けようとしたとたん、バッと中から開いて、元気な笑い声が飛び出してきた。手に手に袋を抱えた元気な「モト乙女」たちが別れを惜しみつつ玄関から次々と現れた。
「モト乙女」とは失礼なっと、仰いますな。頬はピンク、目はきらきら、声朗らかに、まさに乙女のようなのに、実年齢は私と同じくらいなんですもの!
これもオーガニックコットンの癒しの力と、主催者のおふたりの人柄とデザインセンスの良さの、なせる業の力。そう、「なごみ工房」は若さと元気をたっぷり与えてくれるのだ。
主催者のひとり、小斉さんは、何かと仕事でアドバイスをいただいている、私にとっては有り難い存在。年齢は同じくらいなのに、仕事のキャリアが半端じゃない。人脈の広さもすごい。なんでも良く知っていて、情報を出し惜しみをしないので、図々しく教えを乞うこと度々、紹介していただくこと度々。足を向けては眠れない人なのだ。
その小斉さんが、本業の傍ら、ライフワークにしているのが、この「なごみ工房」。
正真正銘、最上質のオーガニックコットンから、あそび心を込めたウェアや小物をお友達と二人で心を込めて作り出している。
オーガニック・コットンとはご存知の通り、3年間農薬や化学肥料を使わない農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のこと。また、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造全工程でも、化学薬品などを最小限に減らしてつくられる、環境と人にやさしいコットンなのだ。
だから、シングルで、これからもずっと働き続けていかなくてはならない私にとっては、外側からのサプリのようなもの。
(おつむが天然の私は、ワードローブも大の天然好き。綿、麻、ウール、シルクに頑固に固執。材質の表情と肌触りをとっても大事にしているんです。)

さて、ここのウェアはどれもこれも、一見単純な作りのようでいて、ニュアンスがあり、着ると体に優しく添って、肌触りは最高に心地よい。その他、ベビー服、おもちゃから、シーツやケットまで揃っているので、老若男女、ペットにいたるまで、一度虜になったら病み付きに。アトピーなどの人にもお薦め。
だから毎年、展示会では迷いに迷うのです。ほしいモノだらけで…。
一番最初の出会いは、パジャマ。昨年には事務所用にクッションを2種。仕事仲間のデザイナーさんはステキな帽子を特注した。
クレープのパンツも良い。ミセスで賞を取られた方の刺繍の付いたTシャツはほのぼの。まるでネックレスをしているような、お茶目なタンクトップも捨てがたい。履き心地が良く、おしゃれなスカートを選ぼうとして、「そんなにスカートを穿かないんだから、やめたら?」と、売り上げよりもこちらのことを考えてくれる一言。
で、結局は一番活躍してくれそうなシンプルなTシャツに落ち着いた。
このTシャツ、これって私だ。
ここに展示されているものを女性に見立てるならば、可愛いらしかったり、チャーミングだったり、やさしかったり。そんな中で、シンプルで、丈夫で飾りっけなし。だけど着心地は抜群…。あれっ、これって褒めちゃってるのかな??
手土産無しで、おいしいお菓子とお茶をいただいて、玄関先で見かけたスリッパに心を残しつつ、お暇したのでした。そうそう、ディスプレイもいつもセンス良く、これも必見です。(*モデルは遊びにいらしていた若い友人。)
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○なごみ工房
神奈川県横浜市栄区犬山町59-10
TEL 045-891-2108
http://www.nagomi-f.com/
(参考:特定非営利活動法人 日本オーガニックコットン協会
http://www.joca.gr.jp/joca/whats_joca/about.html ) |