しばらく会えなかった友人と急に会うことになった。
「有楽町にいるの!」
有楽町…。そうだ、あのシェフのところに伺おう。ご無沙汰しているし。
「じゃあ、おっまかせあれ!!」
ということで、久々に、交通会館15階の「銀座スカイラウンジ」へ。
インテリアは、シティホテルのカジュアルな展望ラウンジといったところ。 そして、数少ない回転するレストランなのだ。80分でひと回り、銀座と有楽町、汐留がずずっと見渡せる。もちろん夜景がお薦め。6時からはピアノの生演奏がある。 スタッフの方々の教育が行き届いているのは、実はここが老舗「東京會舘」の経営だから。足場が良いのに、落ち着ける穴場で、遠方から来ても分かりやすいし、年中無休(元旦のみ休み)なのも良い。
クライアントの接待の時には、お誕生日の方のために、ケーキとピアノの「ハッピーバースデイ」をご用意いただいて、とてもありがたかった。 座席と座席の間がゆったりしているのを幸いに気楽に話せる。 取り留めのないおしゃべりから、話題は自由に羽ばたいていく。
「50代の働く女性のための、お手頃価格で、スタイリッシュなブランドはないのかしら」ということから、ふたりとも、若い人のブランドを結構着ていることが分かった。ちなみにカジュアルなものでは、スレンダーな友人は「ZARA」。「花より団子」体質の私は「GAP」など。 しかし、最近は、とても華奢な体型に合わせてあるため、悲しいかな二の腕などに無理がある。骨格さえも違っているのでは?と意見が一致。50代の働く女性、特に人と会うことが多い仕事をしている場合の服装は悩みの種である。もちろんお金さえあれば問題ないのかもしれないけれど…。(この続きは後日に)
脱線してしまったが、
さて、今回は軽めにレディースコースにする。飲み物は白のグラスワイン。 まず出てきたのは、すずきとツブ貝のカルパッチョ キウイソースと夏野菜添え。付け合せのゴーヤは、昆布と鰹の和風だしでマリネしてあって、ほんのり飴色で透明。苦味が抑えられ、美味しい。
シーズンスープはビシソワーズ。さっぱりとしたスープの中に、味わい深いコンソメのジュレがたっぷり。口の中で夏が広がる。車海老(思ったより大きい)と帆立貝のグラタン。ほんのりとマイルドなカレー風味が食をそそる。デザートは、バニラと苺シャーベット。コーヒーまたは紅茶。(\3,675税込・サービス料別)
こちらの村岡シェフには、仕事でお付き合いのあるシェフの奥様から、ご紹介いただいた。伺ったのがわかると、必ず良くしてくださるので恐縮するのだけれど、伺って知らん振りもやはり失礼だし、「えとせとら」に載せたいので、伺ったことを伝えていただく。やはり、わざわざ出てきてくださったシェフが「せっかくですから、チャンピオン牛を召し上がってください」とおっしゃる。
チャンピオン牛???
正しくは、漢方牛の中のチャンピオンになった牛だそうだ。 漢方牛とは、漢方の考え方の飼料(クコ・えごま・霊芝をはじめ13種漢方の材料を配合)を与え、広々とした環境で放牧した二年目の牛。食べた人にも漢方の恩恵があるそうだからすごい。
そのなかでも、チャンピオンになった牛を「1頭、まるまる買い付けてしまいました。」と、普通では許されないことを許してもらえるのは、やはりシェフのお人柄と熱意のなせる業なのだろうと思った。生のお肉を見せにきてくださった時のうれしそうなお顔は、こちらも引き込まれてニコニコしてしまうほどのパワーがあった。
ステーキをストロガノフ風にして、夏野菜とほうれん草のパスタを添えて、出してくださった。やわらかく、くせのないふわりとした風味で、おいしい。ぺロッっといただいてしまった。ご年配の方にも良さそう。
実際には「スペシャルディナー」のコースの中で味わえる。「厳選和牛ランチ」にも出てくるようだ。9月までの限定で、無くなれば終了するそうなので、味わってみたい方はお早めに。
回転展望レストラン 銀座スカイラウンジ
http://www.kaikan.co.jp/gnavi/sky.html |