東京會舘の村岡シェフからいただいたワインは大事なので、一回に一本ずつしか開けていない。
さて、今回のメンバーは、ボランティアにご協力いただいた、役者の荒井眞理子とその友人のMさんSさん。そして、当日電話してきた20代からの友人のNを加えて5人。
Mさんは長年、私の好きな俳優(渋くて、ちょっと不思議な雰囲気の人)のマネージャーをしていた人で、見た目にもシャキシャキした「出来る女」。10年間お金を貯めて最高級のカシミヤのコートを買うとか。いくらのコートなんだろう!そういえば、先日劇場前であったときも、大人の雰囲気でかっこよかった。
Sさんは、いくつもの大学や専門学校で教えている人。
聞いても自分の仕事のことを言わない「能ある鷹は・・・」を、地で行っている人である。 演劇・映像の分野での専門家だから、演劇のご招待の案内をメールで送ってくださる。 ボランティアの時、至れり尽くせりのお心遣いに感激してしまった。エネルギーを内に秘めてるタイプ。どんな授業なのかなぁ。
若い頃役者を目指していたNは、今は主婦。小柄なのにどこからあのパワーが出てくるのかと思うほど活動的。長年、クラシックバレーのアナウンスや、聴覚障害者のために朗読テープを作るボランティアをしている。パート先でもどこでも、誰にでも好かれるしっかり者。彼女のコミュニケーション能力は羨ましい。
荒井眞理子は前にご紹介しているが、最近テレビで、レギュラーや準レギュラーの仕事が入って、勝負の時。女優としては、日常の見た目も大事だと思うようになったとか。押入れにしまっておいた、オーストリアの老舗で買ったというとても素敵なバックを持っていた。ケリーバックよりずっとお洒落だ。
とまぁ、いわゆる「本物の大人の女」の集まり!何も年のことではありません。今回は、料理は各自持ち寄りということになっている。ワインはこちらで用意。
シェフのワインは、MAZZOCCO ジンファンデル。果実味がベリーやプラム、生の果実よりは乾燥果を思わせ、スパイシー。ジンファンデル種というブドウは、カリフォルニアが有名。イタリアが発祥の地と言われ、同じ房の中に熟れすぎた乾しブドウと未熟ブドウが混在しやすく、収穫直前に糖分が急増することで知られている。凝縮感のあるワイン。奥行きも感じられ。美味しい。一般には手に入りにくいようで、データが無いのが残念。
Sさんが、外国人にも好評だったと持参されたのは、「ルイ・ジャド シャブリ LA FONTAINS」。ルイ・ジャド社は、「ルイ・ジャドを語らずして、ブルゴーニュは語れず」と言わしめたネゴシャン。昔から「手頃なワインをプレゼントしたい・・・」と相談された時にオススメする。高級なものからお手頃まで驚くほどの種類があるので、購入する時はご注意を。シャブリはなかなか美味しいのに当たらないが、これは酸味と甘みのバランスが良く、熟した果実の香りとミネラルや スパイスなどの香りもあって、ふくよかに感じられ味わい深い。
私の用意したのは、イタリアの「ゾーニン モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」。
ゾーニン社は17世紀から創業。イタリア各地に12のエステート(ブドウ畑とワイナリー)を持ち、それぞれに個性豊かで高品質のワインを生み出している。
カシスなどの果物の香りが感じられ酸味が爽やかで、そこそこバランスの良いワイン。肉料理、炒め物、煮物(醤油味)などにもあう。価格も1,500円位でお手頃。アサヒ(ビール)が輸入している。最後にこれが残ったのは、押して知るべし。

そしてお料理。
Mさんが持参してくれたのは、生ハムなどの取り合わせパック・きのこのマリネなど。高級甘栗とビーンズも美味しかった。チョイスにセンスの良さを感じてしまった。殻を入れて捨てる容器持参は気くばり満点。
眞理子は鳥の腿、ミートパイとサトイモの煮物など。鳥はお取り寄せしたもので、すごく美味しかった。今度取り寄せる時には絶対一緒に買ってもらう約束をした。ミートパイも生協のものだそうだがこれも美味しかった。
Sさんは保冷バック持参で、その場であっという間に3種のサラダを作ってくれた。アンチョビー、クルミなどと、それぞれトッピングとドレッシングが違う。美味しいので、家でも作れるようにレクチャーしてもらった。アーティチョークの缶詰もそのままお皿に盛ったので驚いたけれど、なかなかの味!B級グルメ品の美味しいのを探すのが楽しいとのこと。
Nは急なことで用意できないので、事務所の隣のキッシュを買ってきてもらった。これがまた、美味しい。すぐ無くなってしまうのが「玉に傷」なのだけれど。
挨拶以外初めてゆっくり会ったり、初対面だったりの集まりで、全員タイプが違うけれど、あっという間に長年の既知の友のように、冗談を言ったり、からかったり。良く笑い、良く食べ、良くしゃべった。帰りがけ「次はいつ!」と言っていたからみんなも楽しかったようだ。
桐島洋子が「賢い女は料理が上手い」と書いていたが、「賢い女たちはパーティーも上手い!」のだ。
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