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夏目 麻生の
なんてことない「えとせとら」 −遊んで、食べて、仕事して−

私のLunch「リストランテ マキャベリ」
UPDATED 07-03-30

桜も咲き出した先日のこと。
朝、携帯が鳴った。「おはよう!起こした?いいお天気だからランチしよう」元気な声に叩き起こされた。
「じゃあ11時50分、新宿の小田急百貨店の13階のイタリアンで。店の名前はマー、いやマチャ・・・。なにしろMが付くテラスのある店だから行けば分かるから!」ぷつりと電話は切れた。
えー、デパートのレストラン街ですか・・・。あんまりいい思いしたこと無いけどな〜!

朝ごはんを作ってさらに頑張ってお昼ごはんも作って、合間に洗濯と掃除を済ませていると、次男が起きてきて「あーずるいなぁ、美味しいもの食べに行くんでしょ!」「え〜!いやあの…。どうして分かるの」「あたりまえだよ!罪悪感で、ご飯ちゃんと作っていくし家事もがんばるもんね、かならず」男の子ってボーっとしていると思ってたのに、23歳にもなると、どうしてどうしてやっぱり分かってるのね。
ひとりの時のお昼は粗食なのだから、許したまえ。

窓を開けると正真正銘の春の陽気だから、ウールのコートを脱いでお気に入りのスプリングコートにする。これを着る頃には、素敵に羽織れるようヤセているはずだったのに。相変わらずの体型のままだから少々キツイけれど、気分は颯爽!足取りは軽やか!!
満員電車のごとくぎゅうぎゅう詰めのエレベーターを降りて、目の前にMの文字を見つけまっしぐら店内へ駆け込む。11時55分だった。

席に着き、挨拶したり謝ったり、注文に没頭したりして、やれやれ一段落。
「あ〜、明るい!居心地良い」落ち着いて店内を眺めて、瞬間的に思った。清潔感があり、スタッフの人たちも感じが良い。
入り口付近を除いて、外に向かった面はL字型で天井までガラス張りだから、スカっとしている。その先は板張りの広めのテラスで、日よけの下にいくつもテーブル。レンガの塀で囲まれているから、新宿の喧騒から隔離されている。緑も適度に配置されていてとてもデパートの中とは思えない。

ランチはプリフィクスコース3種類、2,680円(税込み)だと前菜・パスタ・ドルチェ・飲み物。2,960円で、パスタがメインディッシュになる。パスタとメインの両方だと3,980円。アラカルトは無かったかもしれない。サービス料は10%。
11時から15時までがランチタイムなのでゆっくり出来る。

体型の気になる私は、炭水化物を避けてメインを帆立貝のソテーに。前菜もヘルシーに真鯛の軽いスモーク、マンゴーソースで。ドルチェはトスカーナ風のイチジクのタルト。帆立貝もまあ良かったが、マンゴーソースは鯛と良く合っていたし、ライチの小片がさりげなくソースに混ざっていて、これが新鮮な味わいだった。

相手は、ツナのタルタル、牛肉と茄子のソース(ボロネーゼのような)のパスタ。
女性客が圧倒的に多い(ランチだけかしら?)ので、盛り付けも美しい。
料理も悪くなく、心地よく落ち着いた空間のこの店は、実はあの哲学者「マキャベリ」を輩出した、フィレンツェの名家マキャベリ家が営んでいる「リストランテ マキャベリ」の唯一のイタリア以外の店だそうだ。

マキャベリ家は広大な土地を所有して中世の時代からワイン製造農家として栄え、本店はキャンティクラシコ協会のゲストハウスとして利用されているとか。
この次は、夜空の下で、キャンティ クラシコ "マキャベリ"を味わってみたい!

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「リストランテ マキャベリ」 小田急百貨店新宿店本館13階
客席数 60席+(テラス 30席) TEL03‐3345‐8735
営業時間 11:00〜22:30
http://www.giraud.co.jp/machiavelli/index.html




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