asobist.com
メルマガ配信中!
表紙 読みもの 美味・良品 ゲストコーナー

イメージ

夏目 麻生のなんてことない「えとせとら」 −遊んで、食べて、仕事して−


フィレンツェ、フランス 迷走の旅!

UPDATED 07-10-15

7.「ポン・デュ・ガール」

古代ローマ人のスケールの大きさには敬服!

なんだかんだと、時間がなくなり、予定を変更。一路、ポン・デュ・ガールへ。この道のりも、結構大変だろうと、身を硬くして、景色に眼もくれず、地図にしがみついてナビゲーションをしたおかげか、すんなりたどり着いた。Hiroさんが「奇跡的だわ!」ですって。

ポン・デュ・ガール(仏:Pont du Gard=ガール川を渡る橋)は、フランスのローマ遺跡の中で、最も訪問する人が多い遺跡。また、スケールが大きく、美しく、保存の状態がとても良い、古代ローマ時代の水道橋の一つだとか。

ポン・デュ・ガール

古代ローマ時代、体の衛生のために浴場に行くのはあたりまえのことで、また町の衛生のためにも泉から絶えず水が流れ、通りを洗い、下水道に流された。水は、空気をきれいにし、悪臭を取り去っていた。最盛期のローマでは1日約100万m3の水、すなわち住民一人あたり約1m3が供給され、これは現在のローマの供給の2倍に相当するそうだ。

当時、ネマウスス(古代ローマの植民地ガリア地方の都市)と言われた現在のニームでは人口が増え、大浴場などの公共の施設で使う水が不足したらしい。この水道橋はアビニョンの東にあるユゼスの近くに湧き出るユールの泉から、南仏独特の荒れ地を越え、谷を渡り、50km離れたネマウススまで、水を引くために作られた水路の途中にあり、紀元前19年頃に、アウグストゥス帝の腹心アグリッパの命令で、架けられたと考えられている。

ポン・デュ・ガール高さ49m、長さ275m。三層のアーチで構成され、最上層にモルタルを用いた導水管が設置されていて、最下層は道路になっている。この三層のアーチ構造は、強度を保ちながら、少ない材料で橋を高くする合理的な設計だったらしい。それにしても幾何学的な美しさだ。

水路の全長は約50kmで、端から端までの高低差は17m、これは1kmあたり34cmの勾配になる計算で、少しでも狂えば水は流れない。これを作り上げたローマ帝国の土木技術がいかに高水準であったかが伺える。そうして、それをわずか5年で完成させたのが2000年も前のことなのだ。

いやはや、大きい。そして美しく、精密だ。紀元前に、こんなものを作れるとはローマ人はすごい!人間はすごい!!それに6世紀も間、実際に使用されていたのだ。脱帽である。

アクセスが少々悪いけれど、オススメである。アビニョンやニームからバスがある。

 

幻のアビニョン橋とグリーンのプジョー

さて、ここから、アビニョンの橋に寄るつもり。「アビニョンの橋の上で踊ろよ、踊ろよ」の歌で有名な 12世紀の橋「サン・ベネゼ」。だったが、見つからない。おんなじところをぐるぐる回っているような感じで、行きとは大違いだ。そりゃそうね、「奇跡みたい」なことは、そうそう起るはずはないのだから。

ホテル「LES  FRENES」諦めて、ホテル「LES FRENES」に向かうが、これもまた、たどり着けない。インターネットでの情報では「アヴィニョンの城壁、教皇の宮殿、アヴィニョンの橋から5分です。」となってるのだけれど、今居るところがあやふやなのだから、もう、お手上げ。しかし、有難いことにここはフランス。Yukiさんのフランス語が通じて、グリーンのプジョーに乗った素敵な老夫婦が、途中まで先導してくださった。古い小さな教会の前でお礼を言ってお別れしてから、あっという間にホテルの門の前を通り過ぎてしまった。石の門柱に小さなプレートが貼ってあるだけなので、うっかり見落としてしまう。まるで個人の別荘のような入り口を入り、緑に囲まれて点在する建物や愛らしい彫像に、ほっとするやら、なごむやら。あぁ、着いた、着いた!!

ホテル「LES  FRENES」

管理棟の玄関を入り、こじんまりしたフロントで手続きをする間、ジェルタイプのジュースをいただく。小さな上品なグラスに、グリーンの数種類の味がいくつかの層をつくり、味わったことのない美味しさ。サービスも、礼儀正さとフレンドリーの度合いがちょうど良い。点在するクラシックな2階建ての建物それぞれに、客は一組づつ。「顧客満足度100%ですって。それに、アビニョンのホテルランキングで、NO1だったのよ。」おお、それはすごい。スタッフに案内されながらyukiさんが自慢げに教えてくれる。「カップルで訪れるホテル、としてだけれどね。」えっ、なんで、なんでそんなところに、3人で泊まるの!!

私たちの建物には、専用のエレベーターが付いていた。「暗証番号は、皆様しかご存知ありませんので、ご安心を」ですって。さすが!



asobist -mini- : 『BigUp』を更新♪今回はイラストレーターのtomokoさんです! by 編集部
「あそびすと」とは?
「あそびすと」はいつも自由です。 遊び心を忘れず、ゆとりをもって心豊かに暮らそうとするライフスタイルはまさにasobismです。

表紙 | 読みもの | 美味・良品 | ゲスト
ヘルプ | サイトマップ | お問い合わせ | 初めてサイトにいらした方へ | お支払い方法
 広告掲載について | 著作権について | 個人情報の取り扱いについて | 会社情報

(C) Copyright System We. All rights reserved.