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夏目 麻生のなんてことない「えとせとら」 −遊んで、食べて、仕事して−


美味しい空間 21 「ジリオ giglio」 (2)

UPDATED 08-02-24

ここでは、ちょっと面白いことがありました。結構大変な仕事が一段落して、自分へのご褒美で(こんなことは、めったにしませんが…)夜遅くにここへ寄りました。あんまり疲れすぎていて、家にまっすぐ帰りたくないということもあったのです。前菜とパスタ、グラスワインを1杯という贅沢を、ゆったりと味わって帰ろうとした時です。入り口そばで、「さようなら、気をつけてね!」という声がします。

振り向くと、ガッツ石松さんがカウンターから、あの大きな笑顔で手をふっています。そうそう、この辺に住んでいらっしゃるのでしたっけ。私もとっさにつられて「さよなら!」と応えてドアを開けていると、ガッツさんの連れの人が「あれ、お知り合いですか?」「ううん、ちょっと○○○○な人だったから、思わず声かけちゃった」ですって。さて、この○○○○はご想像にお任せします。
ガッツさんはテレビで見るより、ずっとステキな感じの人でした。って、声をかけてくれたせいかもしれません。はい。
この話をすると、聞いた人は皆大笑いします。なぜでしょう?私は結構自慢なんですけど。

脱線しましたが、お料理です。

赤ワイン1本と、前菜からは、まこがれいのカルパッチョとサーモンマリネ。どこにでもあるメニューだけれど、美味しいといつも思う。他の人のために作ってるのを見て、食べたくなって頼んだのが、チーズ入りオムレツときのこのカリカリ。オムレツは、滑らかでしっとりした卵の食感がたまらない。エリンギを太めの拍子切りして、オリーブオイルで焦げ目がついてカリカリになるまでいためたものを、勝手に、きのこのカリカリと名づけている。これは家で作っても、似て非なるものになるのはなぜだろう。

伊達鶏の赤ワイン煮込みは、意外とさっぱりしていて良い。アンチョビと菜の花のパスタは、塩の加減がピシリと決まっていて美味。
デザートは、イチジクのケーキとパンナコッタ。どちらも、シンプルにたっぷり盛られていて、その上美味しい。盛りつけも味も、最近のようにやたらごてごてしていないところが、好ましい。エスプレッソと一緒にいただく。
そうそう、ワインもほど良い感じです。

シェフに書いてもいいか聞いたところ「別に影響なんてないから、いいよ!」と許してもらう。
彼女らしくって思わずにんまり。密かに親子2代でファンなのです。

 

ジリオ(giglio)
TEL 03−3336−6006 
住 所 中野区野方6−6−2 サンクリバージュ野方 1F



asobist -mini- : 『BigUp』を更新♪今回はイラストレーターのtomokoさんです! by 編集部
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