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"SUSHI TYPHOON" 4作品連続初日舞台挨拶レポート!

sushi_R03.jpg 7月23日(土)、日本発、世界標準の映画レーベル《SUSHI TYPHOON》が遂に日本逆上陸を果たした。
ターゲットは北米を中心にした海外。世界の映画ファンが観たいと思う日本映画を提供するレーベル軍団、それがSUSHI TYPHOON。アクション、バイオレンス、ホラー、コメディ、そしてLOVE!純粋に世界の映画ファンに楽しんでもらうために、出し惜しみなくNOリミッターで面白いことだけをつぎ込んだ作品群たちが海外に出陣し、トータル100を超える海外映画祭で絶賛。その第1弾が、ついに初日を迎え、4作品の監督とキャストが集まり舞台挨拶が行われた。MCは同じく"スシタイフーン"レーベルから10月公開となる「電人ザボーガー」の井口昇監督。

★★★『AVN/エイリアンVSニンジャ』★★★
2010/日本語/80分/配給:日活 © 2010 SUSHI TYPHOON/NIKKATSU

sushi_R01.jpg 登壇者:千葉誠治監督、三元雅芸、土平ドンペイ、肘井美佳、下村勇二(アクション監督)、鹿角剛司(VFXスーパーバイザー)

千葉監督:(忍者姿の)井口さんは出ていないけど、“忍玉らんざぶろう“ではない、ちゃんとしたエイリアンと忍者が戦う映画を撮りました。エイリアンと忍者の戦いって観たことがなかったので、観たかったんです。エイリアンVSプレデターより凄いのを作りたいと思って、撮影に臨みました。映画が出来上がって早々にアメリカでリメイクが決まったのはすごくびっくりして嬉しかったけれど、日本でもこんなにたくさんの人に観に来てもらえて嬉しいです。70年代のB級映画が好きで、千葉プロデューサーにこの話を持っていったら乗ってくれたんです。他の3本と違ってモラルのある映画です。本当に全然違います。世の中にはオマージュとかパロディとかが多くありますが、僕はこの映画には「ビバリーヒルズ青春白書」の部分があると思っています。そういうところも探しながら観ていただけたらと思います。
三元:僕はアクションものをずっとやりたくて、この映画で念願叶いました。エイリアンと忍者が戦うというとんでもない設定ですが、アクション満載で、下村アクション監督が素敵な演出をしてくださったので、素晴らしく出来ました。ほとんど僕自身が本当にやったので、是非楽しんでください。他の3本も今日1日観て、ぐったりして帰ってください。
土平:もう撮影したのが2年も前なので、今控室でどういうことがあったのか話したんですけど、三元さんをおちょくっていた嫌なことを思い出してしまいました。僕はウケを狙っていなくて真面目に演じたつもりなんですけど、撮影しててもなんか笑われてました。僕もイケメンですけど、柏原くんとかいたんで違うキャラでいこうと思って、頑張ってやりました。
肘井:今日はこんなにたくさんの人に来ていただけて嬉しいです。セクシーにアクションするのを心がけてやっていました。衣装も変異露出するんではなく、体のラインが見えるようにして、こだわりました。今年は夏祭りに行けていなくて、このスシタイフーンまつりが、今年の初祭りです。笑ったり驚いたり、感情表現がしやすい映画なので、是非大声を出して観てください。
下村監督:みんなノンスタントで本当に頑張ってくれました。三元さんも頑張ったけど、一番大変だったのはエイリアンで、最後のシーンなんかは前が見えなくて、辛くて叫んでましたよね。スシタイフーンまつりということで、祭りなんで構えず楽しんでいってください。
鹿角:井口監督の「片腕マシンガール」という作品を手伝っていました。それが海外で大ヒットしてスシタイフーンが立ち上がることになったので、なんだか感慨深いです。下村監督がアクションをつけた三元さんの演技が素晴らしいから、合成をどうやろうか悩みました。最後のシーンはアクションと合成がうまくはまっていて、いい出来になりました。


★★★『極道兵器』★★★
2010/日本語/100分/配給:日活 ©2010 KEN ISHIKAWA/Dynamic Planning-YAKUZA WEAPON Film Partners

登壇者:坂口拓監督、山口雄大監督、鶴見辰吾、仁科貴、山中アラタ、裵ジョンミョン、村上淳、西明彦、島津健太郎、鹿角剛司(VFXスーパーバイザー)

坂口監督:去年から海外の映画祭をニューヨーク、フィラデルフィア、プチョンとずっと山口さんと出ていたので、今日はそのハイテンションの延長みたいに来てしまいました。久々にアクションをガッツリやりたいと思って旧友の山口さんに相談して、命削って作った作品です。僕はアクションしかできないので、今日ここにいる皆さんに芝居を固めてもらって支えられて出来ました。4分半の長回しのアクションがあるんですが、VFXの鹿角さんのおかげで、本当に気に入っています。海外に行って取材とか受けていて、みなさんにこれは僕の代表作の一作となりますね。と言われます。が、まさに代表作になると思います。
山口監督:拓とは9年前の「地獄甲子園」以来になります。「極道兵器」を撮った後すぐに「デッドボール」を撮ったので、去年はずっと拓と一緒で、本当は今日も隣にいるのが嫌なんだけど。(笑)でも二人のコンビネーションとこのキャストの熱気が伝わって来る映画です。ここの熱気と映画の熱気と十分に感じて楽しんでください。原作の漫画は3巻まであって、この映画はその1巻部分です。皆さんがもっと盛り上げてくれたら、もしかしたら続きが観られるかもしれないので、応援して下さい。
鶴見:突き抜けた映画で久々にクレージーな役をやらせてもらいました。鹿角さんのCGの技術をお借りして34年間役者をやってますけれどもとんでもないことになってしまいました。黒川芽以さんに変態プレイをするシーンがあるんですけど、その辺りからアクセルはもう全開でしたね。この映画を作ったスタッフは本当に大変だったと思うけど、その分見ごたえのある映画になりました。
仁科:僕は坂口さんに謙虚にお願いされてこの映画に出ることになったんですが、やってみたら打ち合わせなしで急にビンタされたりして大変でした。ヤクザウエポンというタイトルに全然負けてない映画です。人間関係とか親分とか友情とかちゃんと描かれているので楽しんでいってください。
西:女子が誰もいない現場で男ばっかりで、むさくるしかったですけど楽しかったです。
山中:僕は原作の見た目と少しキャラが違うと思われるかもしれないですが、坂口さんと山口さんにこんな大役をいただいて、気合入れて撮影しました。ギャーギャー騒いでワイワイ盛り上がって観てください。
:素晴らしい人たちと素晴らしい映画に出させてもらって本当にうれしいです。山口さんと坂口さんとずっとやりたかったので、いい役をもらえて、「デッドボール」にも出させてもらってます。是非観てください。
島津:坂口さんとは10年前に「サムライ」という映画で一緒にやっていて、僕はそれから久しぶりにアクションをやったんだけど、坂口さんはまだ全然動けて、これがアクション俳優なんだなって思いました。ケンカのシーンの本番中はけっこう当たったりとかもするんだけど、全然痛くないからそれで芝居がしやすくなったりしてやりやすかったですね。
村上:この映画はすごいものを作るぞっていう熱がすごかった。スクリーンにはダメだけどポップコーンとか投げたくなるくらい楽しんでいいと思うし、それにガンガン答えてくれると思う。坂口さんとは殴り合うシーンが多かったんだけど、途中からもうめんどくさくなっちゃって、もう当てちゃおう!って。だからすごくリアルです。(サプライズで観客からハッピーバースデイを歌ってもらい、山口監督から誕生日の花束が贈呈。)すみません・・・こんな公共の場所で。僕はこの作品に出てふっきれたので、今後の俳優人生もふっ切っていきたいと思います。
鹿角:片腕がマシンガンになる設定が、「片腕マシンガール」とネタ的に少しかぶってるけど、それが逆にどのくらい成長してるのか楽しめると思います。


★★★『デッドボール』★★★
2011/日本語/99分/配給:日活 ©2011 SUSHI TYPHOON/ NIKKATSU

登壇者:山口雄大監督、坂口拓、蜷川みほ、裵ジョンミョン、播田美保、西明彦、島津健太郎、戸梶圭太(脚本家)、鹿角剛司(VFXスーパーバイザー)

山口監督:海外の映画祭をいろいろ回って分かったんだけど、みんな「地獄甲子園」が好きだから「デッドボール」観に来てくれてました。この作品は「地獄甲子園」の続編ではないけれど、「地獄甲子園」でやり残したこと、つまりスプラッタ的な表現をやりたくて作った。特に蜷川さん、播田さんが殺されるシーンはすごいね。実は今回韓国語のシーンもあって、韓国上映したときにドッカンドッカンウケてたね。韓国では人種差別みたいな表現はタブーみたいで「どういうつもりなんだ!?」って聞かれて、「人種問わず平等にバカにしてるんだ」って答えたら大丈夫だった。
坂口:今回僕は大人になった「地獄甲子園」の十兵衛を意識して演じたね。みなさんにきっと喜んでもらえる映画になっているので、是非帰りにチケットを10枚くらい買って、観にこないで燃やしていいからさ。そんな暑い夏をお過ごしください。
蜷川:この映画はものすごいパンクでめったに見れない映画です。私がやった役もけっこうぶっ飛んでいて、私自身パンクなところがあるので、ある意味爽快感がありましたね。山口さんとはこの作品の前にご一緒していて、そのときにすごい気が合うというか、エアーセックスをしてるみたいな感覚があったんですよ、私は。それで今回この役のお電話をもらったときにどんな役かもわからないまま受けてました。
:山口さんと一緒に仕事ができて誇りに思っています。真面目に取り組んだ映画なので、楽しんでもらえたらと思います。
播田:監督に大役をいただきまして、体当りの役で大変でした。私自身はスプラッタのシーンとかでウワってって思ったりしたけれど、ちょっと笑えるところもあるので、楽しんでもらいたいです。
西:これぞ山口作品全開なので、覚悟して楽しんでください。今回、本当のスプラッタみたいなけがをしたんです。(頭を見せながら)頭蓋骨の動脈を切って、本当にブシューッて血が出てきて、山口さんなんか今後の参考に写真撮らせてって言ってました。
島津:映画でハングルを話してるんだけど、韓国で上映したときに本国の人が文法が全然違うって言うんで、それでゲラゲラ笑ってたんですよ。そうやってつっこみながら観てほしいです。
戸梶:海外では人種によってはひいてる人もいましたね。僕は小説家なんだけど、日本文学には貢献してないが、日本映画に貢献してるかなって思います。
鹿角:そうとう頭のおかしな映画です。合成があるシーンは山口さんは絵コンテを描いてきてくれてそれで僕はカット数とかを考えていくんだけど、そのカット数がぴったり合ってたりして、もうこの人としか仕事ができないなって思った。蜷川さんのいうエアーセックス?みたいな感覚かな。
下村:いわゆるバッドテイストな映画。一言で言うと“汚い”!いい意味でね。言葉では説明できないようなアクションシーンを楽しんでください。


★★★『ヘルドライバー』★★★
2010/日本語/117分/配給:日活 ©2010 SUSHI TYPHOON/ NIKKATSU

sushi_R02.jpg 登壇者:西村喜廣監督、原裕美子、しいなえいひ、柳憂怜、波岡一喜、岸建太朗、久住みず希、穂花、石川ゆうや、亜紗美、鹿角剛司(VFXスーパーバイザー)

西村監督:(観客の「ふんどし!ふんどし!」コールでふんどし姿に)プチョンでも井口くんとふんどしになったんだけど、お客さんドン引きでした!(笑)1年前に撮影して、その前から脚本を書いてたのに、偶然に震災と状況が重なる設定になってしまってびっくりした。ただバリバリゾンビが出てくる映画を撮りたかったんです。あと、これ以上カット数撮れないってくらいの数を1日で撮ってみようと思って、最低180カット、最高で300ちょっと撮ったかな。絵コンテを描いたら全部で3500枚にもなっちゃって。なんかジブリみたいって思った。それを2週間で撮っちゃったからね。(笑)みんなが地獄を見てます。
:緊張して何を言っていいのか分からないんですけど、ただ血がいっぱい出て、ゾンビをいっぱい倒したことだけ覚えてます。撮影は本当に生命の危機を感じながら、精神的にも体力的にも追い詰められて、終わった後「生きててよかった?」って思いました。
しいな:西村さんが言って下さる役って毎回すごいことになるので、今回も世にも恐ろしい悪い母親役なんですけど、楽しめると思いますよ。私は西村さんの地獄の現場には慣れすぎて、もう他の現場が楽ですよ。出来上がって良くなかったら殺すけど、観たら素晴らしいものが出来てるから許せますね。
浪岡:僕は今回たくさんゾンビを撃って殺す役なんですけど、撃ちまくってスッキリしました。みなさんもこの映画を見てすっきりしてください。監督に車に乗ってて前にゾンビが乗っかってくるから戦ってって言われて、それか1、2、3、4ってカウントしながら撮るだけで、全然よくわからなかったんだけど、映画を見てみたらすごくなってました。
:この映画の見どころは、なでしこJAPANの沢がノーメイクゾンビで2、3人でてるところです。(笑) 岸:この映画はマッハです。ものすごい速度でいろんなものがマッハで襲ってきます。皆さん耐えられるかな??
久住:この映画は一種のアトラクションみたいな映画です。さっきから血のりを浴びた話が多いんですが、僕は唯一かぶってません。逆にかぶりたかったです・・・。
穂花:私はゾンビ役でセリフがなかったんですけど、おもしろい仮装で楽しかったです。着物を着て刀を持って全力疾走をするシーンで、がっつり転んで急に画面から消えたんですよ。もっと鍛えなきゃって思いました。
石川:皆さんの期待を裏切らず、すごい殺され方をしてます。
亜紗美:監督はどのシーンを撮るか言わないんですよ。だから斉藤工くんとたぶんこのシーンだよね?って言いながらやってました。
鹿角:西村さんはこの映画を撮る最初に「外人が疲れる映画を作りたい」って言ってました。完成して海外映画祭で上映したら本当に外国人の皆さんがぐったりしてました。(笑)この映画は本当に大変で・・・某邦画大作の30分の1の製作費で、CG100カットも多かったですからね。


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 2011 / 07 / 27

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