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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!

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雲をつかまえに〜!!!リベンジ・雲取山縦走・2泊3日

その2.8月24日 鴨沢から50人平


早朝5時33分「鳩ノ巣」発と思い込んだ電車は13分で次が55分しかない!で、奥多摩駅に着いたら、いつもいるはずのタクシーはいない。バス待ち40分。結局、4時起きもなんの意味もなさず、ようやく鴨沢登山口から登攀開始できたのは7時35分だった。

ポイント、ポイントで到着時間を記しながら歩く。予想よりはるかにスローペース。15kg・自己完結の重みは相当に堪える。
といったって、山ヤル人は30、40は当たり前。50、60kgもしょって、へっちゃらぐらいの体力を要求される。つまりアタシがヘボなだけ、ってのがオチなんだが。
オバチャンでチビで、が2重苦となり、滝のような汗を滴らせながら「ああ、ヤダ」「もう、ヤダ」、誰が聞くわけもない文句タラタラ言いながら歩く。

コースタイムを大幅に遅れ、七ツ石小屋への分岐に着いたらもう12時11分。ウンザリ。
だし「腹、減ったよーっ」
けど…み・み・水がない。小屋で給水する予定だったので、少しでも荷を軽くしようと、余分な水は積んでなかったのだ。
「えーっ!やっぱ小屋まで行くっきゃないのーっ!!」

ん?ちょっと待てよ!ハタとひらめいた。前回の「敗走」岐路で巻いて降りた道、確か分岐のすぐ脇に水が湧いてたんじゃなかったか?
思いついて行ってみれば湧き水は枯れて、1滴も落ちていない。ガッカリ。
が、枯れ沢と見える沢筋を橋の上から見下ろしたら、チョロチョロ流れているのを発見。橋を降りて水を採取できるところまで行き着くのには、思ったよりヒヤヒヤ危なっかしかったが、ご機嫌でお昼。豪華「照り焼き鶏肉・棒ラーメン」だー。

何より、ここでお昼ができて給水できれば、七ツ石を巻いて時間短縮ができる。
やったーっ!!!

食後のコーヒーをゆっくり楽しみ、してたら分岐を出発が13時43分。1時間の上、休憩しちゃった。あらーっ!!
もうこの時点で、当日中の雲取山登頂は頭から消え去り、「まあ、のんびり行こかー!」態勢。
の割りに、巻き道だからといって、ゆるゆる登りなわけで、やっぱり「ああ、ヤダ」「もう、ヤダ」は引っ込まず。暗い巻き道で、おまけにキツさ余って写真を撮る気にもなれず。文句タラタラ、歩く、歩く、また歩く。

奥多摩小屋着15時16分。登攀開始から8時間もかかっちゃってるよーっ!
もう、1歩だって歩くの「ヤ」。だけども小屋にも泊まりたくない。ノロクサ・ノロクサ、動作緩慢で、テント設営完了したら16時6分だった。

「明日の元気は今日のメシから」がコンセプトの晩ごはんである。
具だくさんの味噌汁とドライカレー&クリームスープ、鶏の照り焼き&魚肉ソーセージ。そしてコーヒー…。
満腹、満腹。
早い時間のテント設営ですっかり心身のゆとりがでてきた。道筋にポツンと置かれた丸太でできた長椅子に仰向けになって暮れ行く空を見上げる。
傾いだ卵のような月が少しずつ動く。唐松の枝にかかり、枝葉を影絵のようにして見せ、やがて唐松の枝を抜けて星々の待つ高空へ昇っていく。
「胸いっぱいに吸い込む」というより、山の呼吸と一つになって息をしていることさえ忘れる。

いいなあ、この感じ。


記:小玉徹子 2007/08/24


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