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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!
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その3.8月25日 山で目覚める
テントの周りでドタバタ、ドタバタ。その音で目が覚めた。朝、6時。
そうなんです。実はワタシがノンキに山の暮れ行く様を眺めていた夕方6時半過ぎ、息せき切って登ってきた、そこそこ若い男性がいた。
「あらーッ、今から設営?」
設営する間、懐中電灯で照らしたりして手伝いながら、なんやかや話したところによると、彼は富山県在住。たまたま東京に出張で来て、土日が空いたのを好機に雲取山へ登ってきたのだという。明日には富山へ戻らねばならないので、土曜日の早い時間に下山したい、ということだった。
「ほんじゃ、ま、起きるか」ってんで、のそのそ起き出してテントの外にでる。
な、な、なんとーッ!!!
目の前にピンク色をした富士山が!
スゴ〜イ!アタシ、こんなとこにテント張っちゃったんだーッ!!!
かなり考えて、尾根道の向こうにマルバダケブキのお花畑が広がり、木々に囲まれたステキプレイスに張ったつもりだったが、そんなどころじゃなかったのね〜
感動!
あまりにもの光景に見とれてしまう。
富士を見ながらコーヒーを沸かし、丸太の椅子に腰掛けて、脚をブラブラさせながら富士を眺め、コーヒーをすする。山頂近くはもう秋の気配。ダウンジャケットを着込んでいても肌寒いから、熱いコーヒーが染みて旨い。
富山県人はというと、感動に胸を詰まらせるワタシを尻目に、わさわさとテントの撤収を済ませ「お世話になりました」と尾根筋に消えていった。
たっぷり富士を眺め、グズグズとテント撤収を済ませ、雲取山山頂へ向けて出発したのは8時15分。
ちょっと遅過ぎますな〜
記:
小玉徹子
2007/08/25
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