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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!

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1月1日 鳩ノ巣→御岳山→古里ルート その1


3:53 登攀開始
いつもならまだ「昨日」の夜中〜。
真っ暗は当然だが、真っ暗度合いが違う。
試しに立ち止まって、ヘッドライトと懐中電灯を消してみる。歩けたもんじゃあ、ありません。モロ「鼻をつままれてもわからない」状態。足元も全く見えない。1歩だって足を出すのが怖いほど。
何度も登り降りしたルートのはずが、昼間と闇中とでは道の見え方が全く違う。
もしかしたら、これを独りで登ってたかも、と思うと…。ムスコが同行で助かった〜。


4:52 大楢峠着
コースタイム30分短縮。真っ暗闇・登山なのに、これはスゴイ。
ムスコ、やるなー。

「タバコ止めれば、そのゼーゼーましになると思うよ」

あ、言われた。買いたてのトレシュはいてるクセに。コシャクな。
若いんだ〜ね〜。

全て順調。
かと思いきや…。
ふと気がつくと、なんか変!正しい道を歩いている気がしない。
なんだか、ブッシュに迷い込んだような…
明らかに進路を取り違えた。明るい時なら決して起こらないミス。真っ暗闇の中をヘッドライトと懐中電灯を頼りの山道では、遠くまで道の先を目で確認ができない。視野がどうしても狭くなる。恐らく雨水のつけた道か獣道の方が近視的には正道より幅広に見えたのだ。

「とにかく、さっきのところまで引き返そう」

来た道を引き返しているつもりが、ますますブッシュに絡めとられていくような

「ねー、ヤバイんじゃない」
「…」

ヤバイさ、そら。
と思った言葉をぐっと飲み込む。
ま、最悪、「動かず朝を待つ」もありかな、と内心。もう1時間もすれば夜が明ける。

と、思ったら「山道」に出た。
ほっと安心して歩き始める。

「ねー、違うルートに出た、ってことはないの?」

っとか、言うな〜!

「この辺、昼間だと1本道で迷いようがないんだから、ダイジョーブ」

とか応えながら、内心、ちびっと不安。

しばらくして、ようやく「見覚えあり」のポイントを通過した時は、心底ほっとした。

キッツイ大楢峠までの行程でせっかく稼いだタイムを、本来なら鼻歌交じりでも歩けるところでタイムロスしてしまった。真っ暗闇登山はやっぱり怖い。


6:30 御岳山到着。6:40 永尾平着。
もう夜は白み始め、紅をさしたような空には目覚めの瞬が訪れようとしていた。



記:小玉徹子 2007/01/05


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