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1時間も休憩して、たっぷり冨士山も堪能して12:20下山開始。岩場、急坂下りはそこそこゆっくり降りないと、膝に大きな負担がかかる。とかいうものの、わけなく13:20御岳山到着。日の出山登山口に向かう。
御岳神社の表参道を下っていたら外国人2人を相手に苦戦しているらしい若い女性。
「英語、わかりますかー?」
こうゆう時は決してちゅうちょしないのがオッチョコチョイたる所以。
「A little bit 」
聞けば、日の出山へ登りたいんだとか。「Let's go together!」ってなもん。
うちの次男と同じぐらいの女性。アタシと話す時は英語だけど…
「ドイツです」
やっぱりね。お連れはパパだって。
「うちはムスコよ」
と言ったら、パパさんが
「そんじゃ、われらはインタナショナルビッグファミリーね」
「ナンチャッテ英会話」を楽しみつつ、4人して御岳山ケーブル昇降口辺りまで来た時、パパさんが顔色を変えた。
「道が違うよ」
そこで、ようやくアタシもハタと気がついた。大きな勘違い。アタシの向かおうとしていたのは大塚山経由で古里に向かう入り口だった!
なんと、4人が出会った地点より前にカンチガイは始まっていた!
「全て順調」なはずだったにー、必ずなんかやらかすんだよなー、アタシ。
平謝りに謝って、正しい登山口に向かう。あああ、これで40分もロス。スマン。
日の出山到着14:50。
記念撮影しようと思ったら、どうやら、またもやアタシのカメラは「冷え性?」症状。1枚撮ったっきり作動しなくなった。彼女のカメラでパチリ。
あまりゆっくりしてらんない。漢字の判別が難しいらしいドイツ人親子に道標を伝え、彼らは二俣尾方面へ。アタシらはつるつる温泉へ向かう。
「だいじょうぶかなー、あのひとたち。降りるまでに日が暮れないかなー」
次男がしきりに心配する。たんびに「…」になる。ほんと悪いことしちゃった。
つるつる温泉着16:10
7:10に出発してから9時間。鳩ノ巣・標高290mから御岳山・907m。いったん700mに降りて大岳山1267m。またぞろ700mに降りて、907mの御岳を経由して800mから907mの日の出山。そしてつるつる温泉まで正味8時間の行程。
まあ、プチ縦走を狙ったわけだが、温泉にたどりついた時は心底ヘトヘト〜
温泉に浸かることでさらに疲れが湧いて出て、電車を乗り継いで家にたどりつく頃は右足首が痛くなってました。
「別にどこもなんともないけどねー」
など言ってやがる次男め!
翌日、ドイツ人の彼女にメールする。しこたま時間がかかったけど。「ちゃんと日の暮れ前に着いたかなー。ごめんなさいねー」だことの「写真送っていただけません?」だの「サイトにUPしていい?」とか「紹介はOK?」とか、とか。冨士山が見たかった、と言った彼女にと、大岳山で撮った冨士の写真を貼付した。
届かなかったのかな、メール。英語が通じなかったかなー、などあきらめかけていた2日後、返信が来た。貼付されていたのが下。
 メールによると彼女はLinde Richterさん。麻布十番に住まいするデザイナー。
(Linde Richterさんのホームページ http://www.linderichter.com)
パパさんはHubertus Richterさん。着信した時はもうドイツへ帰国だとか。
驚いたことに「He seemed to be a good alpinist」とアタシがあてずっぽに書いたとおりで、この度の来日も、娘を訪問することもだが、まずはその前に札幌で開催されたスキーマラソンに参加するためでもあった、というからスゴイね。
「5時に下山して、5時5分の電車で帰ったんだってー」
聞いて、次男がよほど安心したのか「アンタ、やるねー」
ちなみに「ヘ」でもないなど言ってた次男も翌日から3日ほどは筋痛に見舞われたらしい。
「ケツといわず、モモといわず。そこらじゅうだよ」
「バンザ〜イ!」
ってから、アタシの筋痛は年のせいのみならず、しかるべきものだったってこと。
なんか必ずやらかすアタシ。この度もきっちりヤラカシましたが、まずは寝坊しなければ、そして日の出への登山口をカンチガイしなければ、そんな出会いもなかったわけよ。
ま、オッチョコチョイの効用。
いや、反省してますって、ほんと。
Linde, I hope I'll see you someday, somewhere.
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