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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!
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その2.三条の湯〜三条ダルミ 1月4日
05:00
起床
夕べの19:00からだから、途中ホロと目が覚めたりもしたとはいえ、なんと10時間も寝てた。しかも先発の人たちが朝食6:00に合わせて起きだした「ゴソゴソ・ガヤガヤ」がなければ、もっと寝てたかもしれない。
オニギリ2個、味噌汁、ソイジョイなど簡単に朝飯を済ませる。
小屋の台所でいくらでもお湯はもらえる。
豆板醤は薄めの紅茶、アタシは薄めのコーヒー(いずれも一杯分で500ml)を作ってペットボトルに入れて出発準備。
早くも下山してくる人だの、小屋はとっとと通り過ぎていく人だのを尻目に、予定より40分遅れて出発。
07:40
三条の湯発
枝の先はごく硬くはあっても、既に若芽を宿していて、そのわずかな彩量が冬枯れなはずの山々に、うっすら「色」を感じさせる。
「冬は冬でいいね〜」など、最初は余裕で歩き出したものの、ご多聞にもれず、だんだん
にキツクなる。昨日はさんざんしゃべりながら林道歩きしたんだが、気がつけば二人とも口数少なに黙々歩く。
高度が上がるにつれ、道端に残雪が見え始めると、なんだかワクワクしてくる。
この度の雲取山行きは豆板醤の提案だが、それには経緯があった。
「1年中山登りがしたいのよ」というアタシに「それなら1度、雪上訓練、受けた方がいいよ」と豆板醤が言うので、ともかくもその前の段階の「装備講習」なるものを暮れに受けてみた。
「どんなもんだかのぞくだけ〜」ぐらいの軽い気持ちで某○井スポーツ主催の講習会にでかけたのに、なんだかこれもオッチョコチョイというべきか、すっかりその気になってしまって、年末までにはなんとか装備一式を揃え、おまけに年明けの初心者雪山講習会@八ヶ岳・赤岳鉱泉と2月の雪山訓練@八ヶ岳・天狗岳に赴く気になってしまったのだ。
「ちゃんと靴、馴らしとかないとダメよ」「アイゼンで歩くのも試してみて」「ピッケルとか、買ったものを使ってみないと」
豆板醤がプチ雪山状態が予想できる雲取山登山を冬休みに計画したのだった。
08:50
水無尾根縁着
残雪にワクワクしているうちはよかったが、さらに上がっていくと、溶け出した雪が凍結していて道がツルツル状態のところもチラホラ。
「そこ滑ります、気をつけてッ!」
かといって連続しているわけでもないので、「おっとと、わッアブネ、おっとっと、こわッ」でそこそこやり過ごしてはいたんだが、急で不規則な昇り降りが頻繁になってくると、そうもいかなくなる。
片側谷の不規則な下りは、ヒヤヒヤもんで、なんともお尻がモゾモゾ。
ついに水無尾根の縁でアイゼンをつけることになった。アタシだけ。
「なんでよー、爪6本の軽アイゼン持ってるでしょう!」
豆板醤の装備ガイドに「新しい靴、アイゼン」と(確か?!)あったので、アタシは雪山用に買ったおニューの靴と、それに合わせたフルアイゼンを持ってきてしまった。いくらなんでも装備オーバーだし第一つけ方も歩き方も「初めてじゃムリ」ってことで、豆板醤が持ってきた4本爪を借りることになった。
豆板醤は行けるところまでノーアイゼンで行って、いよいよなら予備に持ってきたフルをつけると。
「うわーッ、あそこかーッ三条ダルミ!あれ超えるんだー!!」
一段と高い山がそびえるのが見える。なんだか見上げただけでウンザリしてしまって、一休み・アイゼン休憩。
「アイゼンをつける」とはこういうことかと、安定度の増した歩きに満足。
で、アタシはいいが、ますますツルツル、ザクザクを増してきた道に豆板醤が慎重の上に慎重に歩いているとわかる。
それでもアタシはともすると離される。
11:36
三条ダルミ着
「着いた〜ッ!!!」
突然視界が開けて大喜び。ヤレヤレ〜
そして振り返ってまた、大喜び。
「わぉーッ!!!」
よく晴れて澄んだ青い空に富士山が。
いやいや、まだまだ、これからが大変なのよね〜
豆板醤もアイゼンを装着することになった。軽はアタシに貸しちゃったからフル。ほんと申し訳なや。
あと1時間かそこらなんだけど、そこが正念場。
けど、腹へった〜!!
けど「こんなとこで食べませんよッ!」ってから…
ガ・ガ・ガンバル〜!!!
記:
小玉徹子
2008/01/17
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