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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!

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自主トレ・丹沢/塔ノ岳登山 泣き泣き降りたはいつの日か〜

その2.3月2日 大堀山の家〜花立〜金冷シ〜塔ノ岳、そして下山


11:26 大堀山の家発
ますます以ってキツイ。
なんなのこの段々はッ!!!雨水で削られ道がやせていくのを防止するためか、丸太でこさえた段々が延々、続く。
ロスした分を取り戻そうと、豆板醤はじゃんじゃん歩く。だから常に見えない。

11:36 花立小屋着
「マジ、ヤバイっすよ」
アタシよか20分も前に着いた豆板醤が憮然として言う。
「お、お昼は?!」
なんだか食う気もしないのだが、時間稼ぎに言ってみる。
「食べるんなら、とっとと食べないと」
言われるまでもなく、パンをひとつ食べ、オニギリもと思ったが、半分食べたら、それ以上は受けつけなくなった。

「どうする?」
「どうする、って、何が?」
「ここで待ってる?!」

ええーッ?!ヤダ!ヤダ・ヤダ・ヤダ・ヤダーッ!!!
アタシだって山頂まで行く〜!!!

実はアタシは2006年の5月、そう山を知り染めたころ、静岡の登山パーティーに連れてもらって塔ノ岳へ登っている。今よりずっとずっと歩きなれておらず、気が遠くなる思いでやっと花立にたどりついた時は、登頂組がそろそろ降りてくるころだった。
つまり、アタシは山頂を踏めなかったのだ。

「そんなら、さっさと行かないと!」
「はいーッ!!」

花立からいくらか登った尾根道は溶けかかったベチャベチャ雪が残っている。ベチャベチャだろうが、なんだろうが、変なもんでアタシには「雪道、大好き」感が刷り込まれているらしい。なんだか急に元気が出てきて、ルンルンで歩く。
なんちゃって、やっぱ登りはね〜キツイっす〜

13:45 塔ノ岳着 標高1491m
「休憩、5分ですよ」
ひと足?ふた足ぐらい?先に到着した豆板醤はますます「マキ・マキ」モード。下山予定16:00を思えば、ゆっくりしている場合なんかじゃあ、ゼンゼンないのだ。
「10分にしてー!」

水分補給だけはして、なんとか数ショットカメラに収める。
「あれって、ナニ山?」
「丹沢山かなー?!」
丹沢の山並みの連なりを眺める。
「小屋に泊まって縦走とかできんだよねー?!」
「ルートはイロイロあるよ。宮ガ瀬へ降りるのとか」

そっかーッ、夏にそれ、やりたいな〜
など思いながら山頂を後にした。
14:10 塔ノ岳山頂発

花立までの戻りは、なにせベチャとはいえ、雪道の降りが多かったので、ほぼ豆板醤にぴったりくっついて到着できたんだが…

さて、ここからが問題なんだ。
2006年の時は降り始めてすぐに膝が悲鳴をあげ、ただただ、その痛みに耐えるばかりで、周りも何も見えず、しまいにはザックも何もかもメンバーに背負ってもらって、やっとのことで下山した。後から聞けば、リーダーは最悪「オンブ!」も想定したのだとか。

塔ノ岳の上り下りはいわば、アタシにとっては「リベンジ」であり、進化のほど「いかばかりか?」を感じられるか否かのテスト登山でもあったのだ。

「それこそ、カッ飛びで行くよ〜」
「はいよッ!!!」

とはいえ、降りは相変わらず苦手なんすよ。延々続く段々。石ころ、岩くれゴロゴロの不規則な、そしてショートカットしようもなく、案外真っすぐな道。
できる限り歩幅を小さくして、リズムよろしくタンタンと降りるのを試みるが、早晩、膝がワラワラしてくる。

それにしても「バカ尾根」とはよく言ったもんだ。ズルズルと降りても降りても、下りが続く。笑った膝を泣かさない工夫をせねばね〜

山道脇の斜面をかけ降りてみた。
関東ローム層むき出しの土の上に枯葉がたまっている。滑りの悪さは「雪道」の比ではないが、同じ要領がそこそこ適応できた。

ズテーンッ!!!
枯葉の下で見えなかった木の根か何かに足をとられて前のめりに転がったら、結構な斜面だったもんだから半回転しながら転がり落ちた。ついでに飛び出した根っこか何かで腿の脇を引っかいた。
イッテーッ!!!
あらら、パンツがドロンコ!
どうせドロンコんなっちゃったんだからと腹がすわれば、もう雪解け水でぐちゃぐちゃの田んぼみたいな道も、なんの遠慮会釈なくズルズル・ヌルヌル歩いちゃえッ!!

14:20 大堀山の家山荘着
14:40 大堀山の家山荘発

ってな、あんなこんな。

16:24 大倉バス停着

いいじゃない?!しょっぱな小1時間ロスした割には、予定よか24分オーバーでたどりついたわけだし。
ヨレヨレだけど、膝痛はゼンゼンだし。

立派にリベンジできたんじゃ〜ん!
よく頑張ったね!アタシ!!

メデタシ〜


記:小玉徹子 2008/03/06


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