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撮影年月日 |
2003/03/10 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Berberidaceae mahonia japonica |
科目・属 |
メギ科ヒイラギナンテン属/常緑低木 |
季節 |
春 |
生育地 |
庭木、公園樹、花材、薬用 |
分布 |
台湾、中国、ヒマラヤ原産 |
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セイヨウヒイラギとちゃうんかいな
天和から貞享年間(1681から88年)に渡来したといわれる。
前の家の庭に鳥が落とした種が発芽したのを見つけて、今の家に大事に連れてきた。玄関先でいい香りをかすかに漂わせている。
今の今まで間違って「セイヨウヒイラギ」と名を覚えていた。いつの頃からだったか・・・。
2月の終わりごろから咲き始める。
まだまだ寒い時期に、いちはやくかわいらしい花をつけて、鮮やかな黄色い花が鈴なりの「春」の兆しを感じさせる。
子供心にそれが嬉しくて回りの大人に名を尋ねたんだろう。
葉の形、とんがった葉針は確かにヒイラギに似ているし、雰囲気も言われれば「洋」ではあるから、なんとなく納得して今日までそのように思い込んでいたことがおかしい。
誰に聞いたんだか覚えもなく、子供に口からでまかせの「いい加減」を教えた訳でもないと思うが、あまりにも長い間思い込んでいた名の方に親しみがあって、実名を知っても尚、頭が切り替わりそうにない。
あやふやなことを「さもありなん」と子供に教えてはいけませんな。
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