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撮影年月日 |
2006/10/08 |
撮影場所 |
鹿児島県屋久島 |
学名 |
Leguminosaea lespedeza cuneata |
科目・属 |
マメ科ハギ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
海岸 |
分布 |
本、四、九 |
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寄り添う気持ち
屋久島の宿からすぐの海岸べりの砂地で見つけた。
ともかく「どこかへ出かける」といったら、アタシ的には「草花にであう」「草花を撮る」を完全に含んでいる。
宿についてすぐ「磯に出る」に賛同したのは、海岸に行けば縁の砂地やヤブに何かしら発見するに違いないと見当をつけていたからだ。
そして真っ先に目についたのがハイメドハギだった。
カーイイ!
そしてアタシ的、お初。
それだけでも「合格」には違いない。それに「希少種」だの「地域特有」となるともっといいんだが、それを言っちゃあハイメドハギが、あるいは気を悪くする。
喜んで撮って宿に戻ったら、中庭の花壇がハイメドハギで埋まってた。その時点では未同定だったので宿の主に訊ねて見た。
「雑草だよ」
ご多聞にもれないお答え。
「そうなんですか」
と一応、返す。「使えねー」などとは決して言わない。
ただ、どうしてもそういう人とは仲良くなれる気がしない。自分ちの庭に生えてるからって、その名を知ってるべきだ、などというつもりはないが、せめて「さあ」ぐらいで止めといてほしい。「キレイですよね、名前は知らないんだけども」と聞くと「カワイイですよね。こんなのが庭にフツウに生えてるなんてステキですよね」と和やかになる。
「気持ちに添う」ってそーゆーことでしょう。
知らなくたって、相手の「知りたい気持ち」に添うことぐらいはできるんである。やっぱり、そういう人とお友達になりたい、そう思うんである。
花期は8月〜10月
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