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撮影年月日 |
2002/10/02 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Monochoria korsakowii |
科目・属 |
ミズアオイ科ミズアオイ属 |
季節 |
秋 |
生育地 |
水田 |
分布 |
本、四、九 |
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ちゃう、ちゃう!
一瞬、目を疑った。
「ミ、ミ、ミズアオイ?!!」
Mizuaoi先生んちで見かけた印象がだぶった。
夢中で撮った。
帰って調べたらゼンゼン違った。
ふー。
でも同じ仲間だった。
花の直径1.5センチぐらい。ミズアオイのように花茎は伸びず、葉の位置よりずっと低いところで咲いている。花付きも違う。
だがミズアオイの別名が「ナギ」で、これは「コナギ」。どちらも昔は葉を食用にしたから「菜葱」「小菜葱」とされた。
なるほど葉はよく似ている。
それでも、見つけたときの感動と喜びは、いささかも減少するものではない。
あっ、ちびっと減少したかも。
けれど、恐らく早めに稲刈りの終わった後の田んぼに、すがすがしい青い色の花を散りばめている様は、とにもかくにも美しい。
台風一過、秋晴れの青空によく似合う。
昨日の胸ふさがる気持ちが、爽やかな青色に塗り替えられそうだ。
「どんなに降り続いても、やがて雨は止む。嵐だって過ぎてしまえば秋の空」
泥の中からすくっと顔を出し、そう言ったかな?
1年草なれど、花の咲き始めと終りに自家受粉して、必ず生き残る。しぶとーい「コナギ」さんのことなれば
「待てば回路の日より。ぼちぼちいきまひょ」
ぐらいは言うかもしれない。
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