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その1.上野東照宮

5月17日、久しぶりに上野の美術館に用事があり、友人のTakakoさんと上野駅の公園口で待ち合わせ。ついでにランチをしてぶらり散歩でもしようかということになった。しかし、どうもTakakoさんは嵐を呼ぶ女のようだ。
わたしがTakakoさんに「あなた雨女でしょ」と言うと「あなたこそ!」と切り返された。そこで組合せが雨を呼ぶのだという結論に至った。
平日の雨という日でも、上野公園は中高年が溢れている。「どーしてこんなに暇な人がいっぱいなのかしら」と暇人ビギナーのTakakoさん。暇人ベテランのわたしは驚かない。「高齢化社会なのよ」したり顔で解説。とは言っても、わたしたちも暇人中高年群のパーツになっている。確実にプラス2なのだ。
最初は雨の中、上野東照宮を目指す。上野に東照宮?日光でしょ東照宮は。思い込みってすごい。たまたま、テレビで同じ驚きとともにリポートしていたのを見て、これは行かねばと思っていた。東照宮に行くとそこはすでに数年前にぼたんを観に来た所だった。「なーんだここかあ」と思いつつも、ぼたん苑だけ行って、東照宮に寄らずに帰ったとはなんたる不覚。無知で無恥な自分に鞭。
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山門をくぐると、参道にはずらりと石灯篭が並ぶ。そして正面に東照宮が見える。左手は東照宮ぼたん苑。東照宮というのは徳川家康を祭った神社であちこちに点在しているのだそうだ。徳川家康を祭った神社ということは知っていたが、あちこちにあるというのは知らなかった。徳川家康って神様なの?あまりにも素朴な疑問が湧く。(笑われるのは覚悟です。アタクシ歴史オンチなんですの、オホホ)
そうか!神様のように奉りたい人物なのね。
今の東照宮は、藤堂高虎が建てた物を三代将軍家光が大規模に造り替えたものだそうだ。様式は権現造り。本殿は日本に一つしかない金箔の唐門で、扉は梅の亀甲の透彫り、門柱には左甚五郎の昇龍と降龍。朱塗りの上に金箔が施されたらしく、剥がれた部分の朱と金箔が混ざり合い独特の気品がある。なかなか大した東照宮だ。上野の森に行ったときには、是非寄ってみることをオススメです。
帰り道、山門を見上げてTakakoさん「随分低い山門ねえ。昔の人は小さかったのね。これじゃカツラをかぶったら通れないわ」「江戸時代の人はカツラなんかかぶってないでしょ。自毛でチョンマゲ」「違うわよ、今の人がカツラをかぶったらよ」そーよねえ、コントじゃあるまいしね。
つづく
■東照宮ぼたん苑
200品種、3000本のぼたんがある。中には中国でも珍しい緑色のぼたんも。
4月中旬〜5月上旬
<冬ぼたん>40種類、600本が公開される。
1月〜2月上旬
問合せ先:03-3822-3575
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