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大阪市内のオフィス街といえば北浜がすぐ連想される。しかし北浜は、まさに「オフィス街」そのもので「そこにいるだけで楽しいか?」と問われれば、必ずしもそういう雰囲気の街ではない。北浜はやはり「ビジネスマンの街」のイメージが強い。
大阪城公園の北側に広がる大阪ビジネスパーク(OBP)は、大阪のビジネス新都心として、大阪砲兵工廠の跡地に開発された。ビジネス一色と言ってもいい北浜との違いは、楽しめる要素が多いということ。


KDDIや近畿大阪銀行、よみうりテレビ、ホテルニューオータニ大阪、住友生命、松下電工など日本を代表する企業のビルが林立し、殺風景なオフィス街かと思いきや、足を踏み入れてみると街路樹が整備され、JR「京橋」駅まで空中歩道が通っている。

OBPでまず目を引くのは、双子ビルの「ツイン21」。地上38階地下1階の超高層ビルが2棟並んで建っている。それぞれ「MIDタワー」「パナソニックタワー」と名づけられたビルには松下電器グループをはじめ、各分野の先進的な企業が入居している。4階までは吹き抜け部分で繋がっていて、各フロアにはブティックや飲食店も軒を連ねる。

さらに異彩を放つのは、壁面全体をハーフミラーで覆う特異な外観を持つ「クリスタルタワー」。晴れた日には空を流れる雲が壁面に映りこんで、ビルが空に溶け込んだような美しさ。ガラスの手入れがさぞかし大変だろうなと、いらぬ心配をしてしまう。
高さではツイン21やクリスタルタワーに及ばないものの、日本を代表するホテルのひとつ「ホテルニューオータニ」が第二寝屋川を見下ろしている。筆者はサラリーマン時代の一時期、このホテルのガードマンを努めていたことがある。
じつに15年ぶりに中へ入ってみた。手入れの行き届いた植え込み、ツルツルに磨き上げられた通路、ロビー中央にあるラウンジ、どれも15年前のまま変わらない。皇室関係者も利用される格式の高いホテルだけに、常に最高の状態を保っているのだ。
他の企業ビルにも飲食店、ファーストフード、コンビニエンスストア、博物館、アミューズメント、その他書ききれないほどのお店が立ち並び、第二寝屋川にかかる橋を1本渡れば大阪城公園も近い。それぞれ企業の制服を着たOLさんたちが街路樹の下を行き交い、その中に混じってラフな出で立ちの若者たちもいる。そんな一見ミスマッチとも思える光景が面白い。

大阪ビジネスパーク公式ホームページ
http://www.obp.gr.jp/index.html
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記:平藤清刀2006/09/22
特派ルポ:大阪おもろいでぇ
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