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パントマイムに中国ゴマ、ピエロにお手玉、そしてバルーン…東京ディズニーリゾートの玄関に位置する複合型商業施設“イクスピアリ”で3月29〜30日に春の大道芸フェスティバルが行われた。
春の暖かさを感じながら、総勢17組のパフォーマーと会いに、物語とエンターテイメントにあふれる街“イクスピアリ”を訪れた。
最初に見たのは、ジャズアーティストのHIBI★ChazzK(ヒビ★チャズケ)。
ヘルメットと作業着というユニークな格好の彼らは「音楽を奏でることで海や国境を越える世界への架け橋をつくっていく仕掛け人」たち。ボラーレやキャラバンの到着(映画ロシュフォールの恋人たち)、スタンドバイミーなどを演奏した。
時にはステージから降り、観衆の中を歩きながら演奏することで我々を喜ばせてくれた。こんなにも間近でパフォーマンスを目の当りにできるのも大道芸のよさかもしれない。
ジャーミー・イートンは、カナダ生まれのコメディージャグラー。お手玉、大きな一輪車、さらに黒い中国ゴマをダースベーダーに見立てた曲芸を披露する。
彼は、難度の高いテクニックを持ちながら、すべての芸においてジョークを忘れない。元気で親しみやすいユーモラスなキャラクターと一流の芸が人気の秘訣。ナイフを使ってお手玉をしながらリンゴを食べる演技はみごとだった。
日本人のサンキュー手塚は、なんともシュールな芸をする。リング状のバルーンを顔にはめ、微妙な表情の変化だけで電球を表現したり、梅干を食べたときのリアクションを利用して映画ボディガードの主題歌を歌う顔を作ったり、さらにはソフトクリームやコンタクトの形態模写など奇想天外で面白い。そのユニークさと技術はテレビ番組でスペシャルアーティスト賞を取るほど。
この他ペッピ・ザ・クラウンのバルーンやKERA(ケラ)の仮面を付けたパントマイムなどたくさんの芸人が、言葉では表現できない素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

最後は全員出演によるレビューショー。春とはいえ上着を着ていても寒いくらいの気温だったが、本日来ているパフォーマーたちが勢ぞろいし、それぞれ得意なパフォーマンスで会場を沸かせた。
ひと口に大道芸といっても、その種類はさまざまだ。だけど、彼らの気持ちはただひとつ。それはお客さんに楽しんでもらいたいという心。だからこそ、滑稽と思われることも、寒い中、辛い顔ひとつ見せずに芸をすることもできるのではないだろうか。楽しさの中から、そんな彼らの気持ちが感じられた。
大道芸フェスティバルは終わってしまったけれど、週末を中心にパフォーマーはイクスピアリに登場している。一流のパフォーマーと過ごすことで、春のウキウキとした気持ちが、より一層感じられるになるに違いない。
取材・撮影協力
東京ディズニーリゾート イクスピアリ
千葉県浦安市舞浜1-4
公式サイト:http://www.ikspiari.com/
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記:高橋定幸
特集:春待ちのころ…
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