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秋といえば“食欲の秋”“芸術の秋”など色々あるが、アイリッシュにとって「秋」は“恋愛の秋”とも言える。なぜならアイルランド西部にある村、リスドゥンバーナで「お見合いフェスティバル」なるものが、毎年8月末〜10月始めに行われるからだ。ある晴れた9月の週末、私は独身の友人2人と下見がてら(?)このお見合いフェスティバルへと出かけてみた。
「リスドゥンバーナお見合いフェスティバル」は150年の伝統を誇る欧州最大のお見合い祭りと言われており、アイルランド人だけではなく世界各国から多くの人々が愛を求めてこの村へ集まってくる。普段は人口1000人ほどのひなびた小さな村が、この期間になると何万人もの人であふれ返る。

お祭りといっても路上に屋台などは一つもない。その代わりずらっと道に並ぶものはキャラバンの列。これらのキャラバンは「移動占い部屋」で、みんなここで将来の伴侶が果たして見つかるのか、どんな人と巡りあうのかなど占ってもらったりするようだ。
9月中にはお見合いイベントがたくさんあり、週末には競馬やスピードデート大会、ダンスパーティ、そして「Mr.リスドゥンバーナ&Missリスドゥンバーナ」コンテストなどが行われる。こういったイベントのメイン会場となるのが『マッチメーカーバー』。「仲人パブ」の意味を持つこのアイリッシュパブで、参加者たちは自分の恋の相手を見つけるのだ。

それにしてもアイルランドのお年寄りの元気なこと!
70歳〜80歳代と見られるおじいちゃんたちにナンパされるのには参った。確かに「恋愛に年齢は関係ない」とは言うけれど。
朝からダンスや音楽でにぎやかな雰囲気なのだが、やはりお見合い合戦が一番盛り上がるのは夜から翌朝のようだ。
「10年後3人ともまだ独身だったらここのお見合いに真剣参加」という約束をつい友人たちとしてしまったが、果たしてどうなることやら……?
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記:小島 瑞生
特集:8〜10月はお祭り!
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