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9月の2週目の日曜日、ワシントンD.C.の街、アダムスモーガンで毎年行われるアダムスモーガンデイフェスティバル。世界各国の料理や商品が並び、国際色豊かなワシントンD.C.を身をもって体験できる楽しいフェスティバルである。
アダムスモーガンの街の魅力の1つにその建物のポップさがあげられる。
ストリートに沿って建っている色とりどりの建物は本当に可愛くて、見ているだけで、心が弾んでくる。
壁には個性的なイラストがかかれていたり、足早に通り過ぎてしまえば見落としてしまいがちだが、のんびりと時間をかけて歩くことで、また新たな発見をすることができる。

バーやナイトクラブ、美味しいレストランが密集しているので、週末の夜には若者で賑わうアダムスモーガンのメインストリートだが、フェスティバルの行われるこの日には多くの家族連れの姿が見られる。
顔にペイントをしてもらって嬉しそうにしているベビーカーに乗った子供や、大好きなアイスクリームを口のまわりをべたべたにしながら美味しそうに食べている子供の笑顔が、私をなお愉快な気分にさせる。
大きな通りや小道に数々の出店が並び、人でごったがえすその様子は、食べ物や並んでいる商品は違うものの私にとってはまさに「麻布十番祭り」。そう、あの賑やかなお祭りに繰り出すのが、私と友人達の毎年の恒例行事だった。
美味しい物をほおばりながら、出店を楽しむ人々の様子は何処にいようと同じ。暑さの中で、グリルと格闘しているお店のおじさんはまさに屋台でやきとりや、やきそばを焼いてるおじさんそのもの。和太鼓の代わりにドラムが鳴り響き、演歌や民謡を歌うおじさんの代わりに黒人のおじさんがゴスペルを歌う。
アメリカに居ながら、私の頭の中は日本のお祭りを思っているのだからなんだかおかしい。
日本で生まれ育った私にとって、やはり「お祭り」はワタガシに、水飴、ソースせんぺえをほおばり、金魚をすくうもの。
とうもろこしの皮に包まれ蒸した、タマ‐レス(TAMALES)やフルーツいっぱいのスムージーを片手に、サルサダンスやバンド演奏をきくのは、
「お祭り」は「お祭り」でも、やはり私の中では「フェスティバル」と呼ぶべきものなのかな〜?!
大好きな街で愉快な音楽と美味しい食べ物に囲まれて、楽しいときを過ごしながらも日本のお祭りが少し恋しくなった一日であった。
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記:飯島 智子
特集:8〜10月はお祭り!
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