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ベルゲンの木造家屋は世界文化遺産に登録されている

有名な魚市場は今日も人であふれていた
夏だ、祭りだ、花火だ、生ビールだっ!と暑い日本やオーストリアで過ごしていたら、誰しもがそう思うだろう。ところがどっこい!ここは北欧。しかも雨の多いノルウェーのベルゲンだ。それもそのはず。ベルゲンは7つの山に囲まれた港町。
名物の魚市場で大雨の中を少々震えながら私は買い出しに来ている。今日は久々にヒラメを食べたい気分だからだ。
きっと今頃東京では、「暑い、暑い」と皆はフーフー日傘をさして、汗をぬぐいながら暮らしているのだろう。それがどうだ。8月というのに13度という涼しさを通り越した寒さは!半時間ほど気持ちよく晴れていたと思うと、もう黒い雲に変わりあっという間もなく大雨が降り注ぐ。そして又雲が出てきて青空が顔を出す。
その繰り返しの山の天気にも、1週間も滞在すると驚かなくなった。
スーパーでは、すでにジャガイモが煮てあるレトルトパックが売られている。それと冷凍のホウレンソウやパセリを買うと簡単に夕食が出来る。サラダも豊富にある。キッチン付きの、長期滞在者用アパートメントには真っ白い食器や鍋もフライパンもすべてが整っているのだ。普段生活している都会の喧噪から逃れるようにして私はベルゲンに滞在してよかった。ひとりで静かに今後の身の振り方や企画などを考えることができる。

素材がいいから料理の腕も振るいやすい

カフェはどこもステキだ
フィヨルドの大自然と対話しながらリフレッシュ出来る夏休みは貴重だ。ヒラメは小麦粉をまぶしてバターをたっぷりとサラダオイルでゆっくりと揚げていく。じゃがいもはバターでソテーしてフレッシュなパセリであえる。大きなレモンの輪切りを用意して魚の上から絞ると酸味がきいて、食欲をそそられる。
買い物のあとはブラブラと最寄りのカフェに入ってみる。休憩はカプチーノとケーキで。 地下鉄もない町だ。人々もイライラすることなく皆の上に平等に時がゆっくりと、しかし確実に流れているようだ。
日本で見られる「スウェーデンハウス」は北欧の家全般に見られることがわかった。木造の家はお洒落で素敵だ。
カフェでしばし休んでからアパートメントで腕を振るうことにした。料理をしているときは最高に幸福な時間だ。新鮮な魚に舌鼓を打ちゆっくり味わう。1年中同じ食材をきっとノルウェーの人々は食べているのだろうが、やはりここの名物である魚市場には新鮮な魚が多くて寒い夏も堪能できた。

世界中の人を魅了しているフィヨルド。
温かいい上着は必需品

街の至る所にいるノルウェーのマスコット、トロル
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記:パッハー眞理
特集:世界の夏を食べ歩き!
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