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パーティ王国のアメリカ。もちろんクリスマスシーズンには、クラブ主催のパーティや、日頃遠くに住む家族が一箇所に集まり、ターキーディナーを囲んだホームパーティが開催されるなど、パーティは目白押しだ。そんなパーティの中でも、奉仕精神旺盛なアメリカならではのパーティに「ラッピング・パーティ」がある。
ラッピング・パーティとは、未使用のおもちゃを公募し、集まったおもちゃをラッピングするパーティだ。毎年クリスマスシーズンになると、カフェやコンサート会場、市役所や消防署、デパートの入り口などあらゆる場所に大きな空のダンボールが設置され、子供用のおもちゃを募る。
そして、ボランティアを呼びかけ、集まったおもちゃをラッピングするためにパーティが開催されるというわけだ。

集まったおもちゃには、ミニカー、アニメやディズニーキャラクターなどのフィギュア、バービー人形、ぬいぐるみなど手頃なサイズのものだけに限らず、自転車や等身大のぬいぐるみなども収集され、アメリカ人の懐の大きさを感じられる。
もちろん、パーティというからには、食事のサービスにも事欠かない。パーティ会場付近のメキシカンレストランやイタリアンレストランなどがタコスやサンドイッチ、チキンサラダ、ピザ、ジュースなどを無料で提供する。場合によっては、音楽サークル活動をしている人たちから、クリスマスミュージックがプレゼントされることもあり、人助けに手を差し伸べてくれた人たちにはおなかも心も大満足して帰ってもらおうという仕組みが整っているのだ。

それにしても、ラッピングされたおもちゃの行方は、と気になっているあなた。こちらは、大病で入院している子どもたちの病院や、両親がいない子供の施設、暴力などで親とは一緒に住めない保護施設などに住む子どもたちにプレゼントされる。
きれいにラッピングされ美しいリボンがかかったプレゼントを開ける時の、子供たちのキラキラした瞳と笑顔がある限り、多くのボランティアがクリスマスも「パーティ」という名の奉仕活動にあたる。
こんなラッピング・パーティから、アメリカのまた違った面も垣間見ることができるのではないだろうか。
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記:大山真理
特集:Party!Party!
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