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ワシントンD.C.の四季は日本のそれと大変よく似ている。春、夏、秋、冬。どれも日本の四季と同じタイミングで訪れるので日本人にとっては大変暮らしやすい。ぽかぽかと暖かくなり、外に出かけるのが楽しくなるこの季節、ここD.C.でもたくさんの桜が人々を魅了する。
6年前、初めてD.C.を訪れるまで、ここで桜が見られるとはまったく思っていなかった。「桜を見にいかない?」友人トニーに誘われるがまま、軽い気持ちで向かったD.C.。そんなD.C.での初桜の衝撃は今でも忘れられない。
満開になったピンクの桜とD.C.の名所であるモールの白い建築物。それに、池の水の動きや芝生の華やかな緑が交わるのだから本当に綺麗。アメリカ国内外から多くの人が訪れ、満開になった桜を楽しんでいるのを見て、それまでD.C.の桜の歴史を知りもしなかったのに「日本から来た桜ですよ〜!」と皆に自慢したい気分になったものだった。
1912年に東京から3000本の桜の苗木が「日米友好のあかしとして」、ワシントンD.C.に贈呈された。そしてそれを記念して、毎年、開花時期にあわせて「National Cherry Blossom Festival」が盛大に行われる。この時期には、約70万人の観光客がD.C.を訪れるという。
今年は3月31日〜4月15日が開催日。期間中はいろいろな催しが行われ、日米協会が主催する「さくらまつり」では日本の屋台やパレードなどが楽しめる。また、フェスティバルのインフォメーションテントでは、桜並木地図やフェスティバルの詳細やD.C.の桜の歴史などが書かれたパンフレットをもらうことができるのが嬉しい。
そういえば、しばらくD.C.の桜を見に行っていない。
私の住むアパートの一角にも桜の木が数本あり、それらが綺麗に咲き始めたのを見て、一人お花見へ。初桜の思い出に浸りながら、電車にゆられD.C.へ向かった。
平日に訪れたにもかかわらず、駅のプラットホームは大混雑。観光客の多さで桜の時期のD.C.の人気を知ることができた。しかし、残念ながら、私が桜を見に行った日は満開の一歩あと。うちの近所の桜の状況とは違ったというわけだ。
それでもまだ綺麗に花を咲かせている桜を追いかけてD.C.散策をするのも悪くない。
なんだか宝探しみたい。中でも私のお気に入りの景色はワシントン記念塔と桜のコラボレーション。私の横でも何人もの人たちがカメラを片手にその景色を撮影していた。

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記:飯島智子
特集:3月・4月は桜 特集
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