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ベルリンは第二のイスタンブールと言われるほど、トルコ人移民の数が多い。世界三大料理がトルコ料理なら、彼らの食に対する情熱もかなりのものだ。トルコ人街の青空市場には、両手一杯に野菜を買い込んでいる主婦の姿があちこちに見られるし、ドイツにいながらトルコの食品が買えるトルコ人経営のスーパーもたくさんある。
日本から来た私が、旅行気分になれるのもこのトルコスーパー。一見普通のスーパーだけど、ちょっと変った野菜や果物、スパイスが、お得なお値段で売られている。
特に面白いのが、瓶詰めペーストや、豆穀物類。今回手に入れたのは、ざくろシロップなる、ざくろ濃縮果汁。
薄めてジュースにしても、ドレッシングに入れてもおいしい一品だ。
ここは、オリエントな雰囲気を堪能しながら、旅行気分を楽しめる一方で、懐かしい気分にもなれる場所だ。何故なら、トルコ屋さんには普通のドイツのスーパーでは見当たらない、日本人にとって懐かしい食材がたくさんあるから。小さいきゅうりに、練りゴマ、びわ、柿、それに数え切れないほど多種の豆穀物たち。
野菜は全て量り売り。袋に詰めたらお兄さんに手渡して、値段が書いたチケットを貼ってもらう。
最近トルコから移民してきたような片言ドイツ語のお兄さんが、人懐っこそうに「君、何語を話すの?」と聞いてくる。少し立ち話をして、さらに買い物をすすめる。
そして最後には、トルコ人主婦のように、大きな袋を担いで家に帰ることになった自分がおかしくて噴出しそうになった。 |
記:たかもと・みさこ2006/07/13
特派ルポ:伯林市民(ベルリナー)のお気楽生活
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