|
|
|
 |
|
昨年に続き、今年もパリ郊外のPARC DE SCEAUX(パルク・デュ・ソー)でお花見をした。
4月中旬の日曜日、会場となるソー公園の最寄り駅で友人と待ち合わせ。パリ市内から電車で向かい、小さな駅に降りると、駅前は日本人でいっぱい。この時期はいつもそうだ。パリ在住の日本人がたくさん集まってくる。みんなお弁当やレジャーシートなどのお花見グッズを抱えている。お国柄とでもいおうか。
この日は初夏のような天候で、公園へ向かう人はすでに夏の装い。桜も満開で最高のお花見日和。友達と無事に合流し、さっそく公園に入って桜の木の下に場所を確保。公園内はピクニックを楽しむフランス人も多く、にぎやかだ。そんななかを浴衣と甚平の団体が歩いてきたりと、ちょっとお祭り気分。
私たちも花より団子ということで、お酒やお惣菜を広げて宴会をはじめることに。私は巻き寿司を作り、森田醤油を瓶のまま持参。持ち運びに便利なサイズなので、要冷蔵だけどアウトドア向き。11名でワインを飲み、途中、昼寝をしたり、バトミントンで遊んだりと、夕方まで過ごした。
ここはかつてルイ14世の財務官の私邸だったところ。広い敷地はベルサイユ宮殿の庭を手がけた造園家ル・ノートルによって設計されている。あまりに広く、携帯電話で連絡を取っても友人と落ち合えないお花見難民が出てくるほど。
ソー公園になぜ桜が植えられたのかはわからないが、白い桜の広場とピンクの桜の広場があり、それぞれに白とピンクの八重桜(牡丹桜)が華やかさを競っている。
数日後、パリ市内のノートルダム大聖堂に行ってみた。聖堂横の公園に桜が数本植えられているのだ。残念ながら桜は散っていたけれど、地面にピンクの絨毯が。あまりに綺麗で、思わずシャッターを切った。そして、桜の木の下で宴会をする日本の文化とはなんと粋なことだろうかと、無性に誇らしく思った。
|
記:安田 知子 2007/05/08
特派ルポ:着の身着のままのパリ
|
|