【魅力的な建物】黄金の寺院

インド・アムリトサル

toku20160524_01.jpgある日「RAB NE BANA DI JODI」という名のインド映画を見ていましたら、何度か出現してとても印象に残ったのが今回ご紹介する「黄金の寺院です。インドの友人にとても奇麗な寺院を見つけたけど、どこかわかる?と聴くと教えてくれました。インド全部で2%と少ないけれど、ターバンを巻いているシーク教徒の総本山でデリーから北西450?。空路で45分という距離にあるパンジャーブ州にあるアムリトサルだと言う事がわかりました。 シーク教は15世紀に、パンジャーブ州で生まれました。身分制度など関係なく世俗の職につくことを説き、またどの宗教の人にもオープンです。

さっそく寺院を見たさにひとり旅をしました。黄金の寺院!青い空をバックに750?の純金を使っている黄金ドームは眩しいようで、ワクワクしながら中に入りました。ドームは蓮の花を伏せた形に置かれていて、シーク教徒の「汚れなく生きる」というモットーを表しているのだそうです。
?参拝する人たちで黄金の架け橋にも凄い列です。

?アムリト池には大きな魚も泳いでいて、日本庭園で見かけるような懐かしい光景でした。この池に金色の建物が映るとまるで幻想の世界です。あまりにも神聖でありながらも開放的な雰囲気。教徒たちも楽しそうに池の中で沐浴をしています。私も見習って足だけつけてみました。とても気持ちがいいものです。

小腹もへったので、寺院内にあるグル•カー•ラングルという無料で食事を提供している場を探し当て体験しました。どんな宗教の人であれ、またカーストであっても無条件に、シークの寺院内では平等に食事を与えてくれるのです。入り口には係の人が、ステンレスのターリー用(お子さまランチ用の皿のように仕切りつき!)皿を配っています。大きな体育館のような講堂に座って空のお皿を置けば、たっぷりと入れてくれます。水の係、チャパティの係、おかず係が、常時おかわりの人はいないか見てくれます。1日に2万人以上の食事を提供しているなんて驚きです。こういう太っ腹な宗教は見た事がないため、感動していました。豆の入ったカレーもおいしくてビックリの連続。心をこめて作っているので美味しいのだと隣の人が教えてくれました。 外に出ると、ステンレスの皿を連結プレイごとき投げ合って、洗っていました。洗って乾かして、それをまた積んでと、見ていて気持ちのいい連帯感。

夜はまた寺院に戻り、自分自身を「空っぽ」にしていつまでもライトアップされた姿をあきることなく見つめていました。なんだか浄化されていくような、不思議な体験をしました。私にとって永遠に「素敵すぎる建物」です。

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特集   記:  2016 / 05 / 24

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