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●FIAT 500 の誕生日をピクニックで祝う

2008年7月5日の暑い薄曇りの日、東京・葛西臨海公園で、新型FIAT 500(チンクエチェント)の誕生を祝うピクニック「500 PICNIC @ TOKYO」が開かれ、不肖まつばらも呼ばれてお出かけして参りました。その様子をレポート致しましょう。

さて、おさらいです。
新型FIAT 500(チンクエチェント)とは、イタリア・フィアット社がつくる小型乗用車で、初代は1936年から1955年までの19年間、2代目は1957年から1977年までの20年間、延々とつくられ続けてきた歴史あるクルマである。愛称の「チンクエチェント」とは、イタリア語で500のこと。これはこのクルマの排気量が500ccであることから付けられている。(なお、日本では2代目FIAT500が、ルパン三世の愛車として広く知られている)

で、2007年3月、30年ぶりにFIAT500の新型が発表された。旧型の丸っこいデザインをモチーフとして、21世紀の小型車として2008年度の「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。そして日本でも2007年7月に販売開始。今回のピクニックは、日本での発売1周年を記念した「新型FIAT500の誕生日」を祝うためのイベント、というコトなのである。

早朝より30度近い気温の中、葛西臨海公園には新旧取り混ぜたFIAT500や、同じくフィアット社のクルマたち、ある人は国産車で、ある人は電車で、それぞれ三々五々、チンクエチェントのお祝いに集まってきた。

とは言うものの、よくあるイヴェントと異なり、そのユルさはまさにイタリア的。ピクニックの始まる時間になったらスタッフがランチの入った袋とレジャーシートと雨合羽の入ったエコバックを配るだけ。何時に何をするとか、どこで何をしろとかいっさい指示はなし(笑)。ただチンクエチェントのお祝いをするためだけに集まった人たちが、思い思いの場所で受け取ったランチを食べてノンビリ過ごし、飽きたらまた思い思いの方法で帰宅するだけという、なんともステキな時間が流れるイヴェントだったのだ。

会場の芝生には、イタリア人スタッフが何か並べていて、これはなんだ?と訊くと、ハサミやテープ、ペットボトルの廃材やマジックなどが詰まった小さな袋があり、これらを使って、チンクエチェントに誕生日プレゼントをつくってくれという、まあ、唯一イヴェントらしいイヴェントがあったので、さっそくワタクシも作りました。
で、つくったプレゼントは、デッカイ球体に結びつけて、飾ってみんなで眺めるだけという、これまたユルい趣向で、それでも子供からオトナまで、みんな夢中で工作しちゃうあたり、日本のメーカーが主導するイベントではお目にかかれないような楽しさを満喫できるわけであります。

そして特筆すべきはランチボックス。単なる仕出しの弁当とはわけが違う、フェラリーニ社謹製のサンドイッチとミートボールや野菜、チーズなどが詰め合わされたパック。それにイタリアらしく、サンペレグリノの発泡ミネラルウォーター。
いやそのサンドイッチの美味なこと、予算のほとんどをここに集中したんじゃないかと思えるほど、幸せな出来ばえ。広々とした葛西臨海公園の芝生で食べるランチだけでも、ああ来て良かったなと思わせてくれる。この辺のホスピタリティの良さは、ヨーロッパのメーカーって上手いんだよなあ。ルノーやミシュランのイベントでもそうだけど、ラテン系の連中は金のかけ所が違うんだろうな。

というわけで、なんかユルくも楽しく、そしておなかいっぱい満足してきたピクニックイベント。フィアット社の広報Webページにも、早速その模様がアップされている。
ともあれ、誕生日おめでとう、FIAT 500(チンクエチェント)。


500 PICNIC@ TOKYO
http://www.fiat-auto.co.jp/newsrelease_20080705.html
フィアット社Webサイト
http://www.fiat-auto.co.jp/


記:まつばらあつし2008.07.08

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