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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。
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中国六大古都のひとつ杭州は、ここを訪れたマルコポーロに「世界で最も美しく華やかな街」と言わせたという。上海のような大都会ではないが、西湖という美しい湖を中心に落ち着いた都会である。おそらく強行スケジュールでざっと見るだけの通りすがりのわたしなど、杭州のほんの一部を見ただけなのだ。春秋時代の西施という絶世の美女にたとえられる西湖は水もさほど汚くなくて、湖畔に点在するリゾートホテルは西洋建築が多い。中国的ではないモダンなリゾート地という雰囲気だった。
初日から目いっぱいの観光スケジュールに追いまわされて疲労が蓄積していたが、上海から杭州エリアに移動して最初に訪れたのが西冷印社。西湖のほとりにあり、山の斜面に建つ大きな屋敷で何を見るのかと思ったら、そこは書画、印鑑、書道具などの専門店?だった。Takakoさんはここで水彩画用に筆を購入。わたしは何も買わなかったが、印鑑でも買えばよかったと後悔している。それにしても疲れた体に上り坂はきつい。おそらく、30代の体力で計画されたスケジュールだ。まだまだそれから西湖を散策。いったいどの位動けば一日が終るのだろうという感じ。

歩いていると西湖天地という上海の新天地をデザインした建築家によるエリアがあった。公園の中の緑に囲まれたひときわお洒落なエリア。「まるでトレンディドラマの舞台みたいなところだね」とツアー仲間のおじさん。なるほど、トレンディドラマねえ。入り口付近には同じ読みの漢字ばかりを集めたというモニュメント?があった。漢字ってなかなかいい。
この日も郊外のデラックスホテルに入ったのは8時過ぎ。ホテルの中を探検し、バーで一杯。「ロングバー」という名のバーは完全に西洋風だが、中国は若い人に英語教育をしていないのか、英語が通じないのには驚いた。まだ新しいホテルなので従業員の英語教育までは行き届いていないのかもしれないが、わたしの英語など難しいことなど言えるわけもなく、分からないというほうが不思議だった。
翌日、中国人土建屋風お兄さんたちとひとつのテーブルで朝食。なんとも落ちつかない食事。彼らは仲間同士はよく喋るが、どこかでわたしたちを意識していて、それが伝わってくる。「どーしてこうなっちゃったのかしら」「なんだかなーよね」と2人で内緒話。わたしたちは空いているテーブルに2人だけで座ったのに、残りの8席すべてがあっという間に彼らに占領されてしまった。西洋人のように目が合えば笑うでもなく、無愛想。突然Takakoさんが「どうして楊枝が2本入っているの」と彼らに質問。聞くほどのことではないが、彼らは無愛想なりにも真剣に相談したり、考えたりしてくれた。小さな紙の袋には楊枝が2本入っているのだ。たしかに不思議といえば不思議。こんな曖昧な質問も言葉の壁もなく伝わるモンなんですねー。でも、本当に伝わっていたのかどうかは謎。
朝食を済ませホテルの周りを徘徊。住宅街はかなりきれいだ。おそらく、中流階級の住宅地なのだと思うが、周りには最近若い人たちに好まれているというカフェがたくさんあった。中国ではコーヒーはお洒落な飲み物なのだとか。日本にもこういう時代がありましたよね、昔。
このホテルの周囲には朝市などの中国らしい暮らしはまったくなかった。エリアごとにフェンスで囲まれた門番付きの住宅街って日本ではあまりないけど、外国では時々見かける。要人が住んでいるのか、それとも用心しているのか・・・。
杭州の観光は3日間に渡り、とぎれとぎれに見学した。1回目は上海観光の後、2回目は紹興観光の後、3回目は帰国日の午前中。ということで、記憶が集中しない。西湖は美しいリゾート地。六和塔はいかにも中国という雰囲気で満足。なによりも楽しかったのは河坊街。とりあえずそれらを写真でどうぞ。
この格安ツアー、たしかに格安。個人でこれだけ回ったらいったいいくらかかるのか。しかし、あまりにも回りすぎ。チカレタビ(疲れ旅)で、回復までにかなりの時間がかかったが、実に楽しい中国旅行だった。この次は目的地を決めたらじっくり見て回りたい。今回は地域別に書いたので、杭州に入ってからは少し混乱したが、舟で西湖遊覧、中国茶葉博物館などにも行き、河坊街ではラムの串焼きを買い食いしたりと楽しい時間がたくさんあった。体力に自信のある方には是非おすすめのツアーでありました。
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