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「温泉に行きたいね」という声に応えて、格安旅行専門家のまりりんが選んだのは、草津温泉2泊3日2万円。往復特急指定席、朝夕計4食付き、自由行動の旅だった。しかし、今回同行した仲間は皆仕事が忙しいバリバリの現役。その上、それぞれに事情もあり、計画は1泊2日に変わり、休日がらみでということに落ち着く。すると、草津は予約がとれず伊香保に決定。暖かいとはいえ、時は冬。緑もなければ花もない。
そこでちょっと気分を変えてそれぞれの名前を洋風に変えてみた。少しはハイカラでグラマラスな入浴シーンなど想像できるだろうか。
まずは手配担当のマーサ。彼女は仲間の中では一番若くエネルギッシュ。いったい何時に起きればいいのかという早朝から、2日間目いっぱい遊んでというスケジュールを組んだ。
これに応えて前日眠れなかったスーザン。お利巧なはずの彼女だが、渋谷から赤羽(赤羽駅ホーム集合)まで、埼京線という最強の路線に乗らず田端経由でいらしたとか。オクサマかなりヌケテませんこと?
そして、レイチェルはあくまでもエレガントにマイペースに登場。伊香保の旅はわたしことマリリンも加えて4人の旅なのだ。
特急列車「水上1号」はかなりローカル仕様で、座席は旧日本人サイズ。おっさんスタイルで通路に足をだして座る(但しマリリンのみ)。おしゃべりしていたらすぐに渋川。そこで下車。列車に合わせたようにバスが来て、何も考えずに伊香保温泉へ。順調すぎるすべり出しで、10時前には伊香保温泉の榛名口に降り立っていた。終点まで乗れば温泉街にはもっと近いが、なぜか榛名口で降り、坂道を登る。雪を抱いた赤城山、谷川岳、三国連山が美しい。ちょろっと路地を入ると突然温泉街の中央を貫く階段街に出た。

伊香保温泉は榛名山の斜面にある温泉街だ。横に歩かない限り上り下りはセットになっている。デブにはきつい温泉なのだ。階段を上っていくと伊香保神社があった。「宝くじが当たりますように」と念入りにお参りする。その後喫茶店に入り今後のスケジュールをたてる。この個人旅行タイプはJRのびゅうで申し込んだらしい。13,400円也。この費用をマーサに払い、旅行中行動費5,000円を共同サイフへ。会計担当はスーザンに押し付ける。
とにかく伊香保とセットの観光地は水沢うどんと榛名湖。とりあえず水沢うどんを食べに行く。水沢観音でバスを降りると、日曜日ということもあり、かなりの人。野菜市場などあり楽しい。伊香保神社とは違い水沢観音はかなり大きい。六角堂は地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊を祀り、六道輪廻の相を表しているのだとか。あな恐ろしや。六道輪廻なんてあたしヤダ。
左に3回回ると真心が通じるのだとか書いてあるけど、1回きり回らなかったし、意味すら知らずにお参りしたので、きゃー、修羅道に転生しちゃったらどうしよう。・・・なーんてね。結構イッチョマエに修羅したじゃんなんだけどさ。わたしにとっては餓鬼道の方が苦しいかも。
ここの線香代100円は会計のスーザン担当。そして一打100円の鐘は会計のスーザンが代表でつく。
4人分の煩悩、一打で解消?
地獄の沙汰も金次第であるなら、もしかしたら会計のスーザンだけが恩恵にあずかるのかも。神様仏様よーく見ておいてね、ワリカンなんだからね。
水沢うどんは空いていたお腹がいっぱいにはなるけど途中で飽きるよねというものでした。うどんマニアじゃないし・・・。
その後、伊香保に戻りロープウエイに乗る。往復800円也。ここは片道だけでよかったみたい。だって小さな山だもの。それに、ここでデジカメ落として壊しちゃったのだ。線香代ワリカンのたたり?
ホテルにチェックインできる時間になり、ホテルへ。着後、マーサとスーザンは湯元源泉の露天風呂に行く。あの階段を登り、さらに奥にあるというので、わたしとレイチェルはパス。ホテルの露天風呂でくつろぐ。伊香保の温泉は黄土色のにごり湯。なんとも不思議なお湯だ。
マーサとスーザンの予定では絶景の貸切露天風呂を借りることになっていたらしい。50分間2000円。しかし、わたしの反対でやめる。だって、50分も狭い露天風呂で、裸の付き合いとはいえあまりにも濃厚な時間。それぞれの身体の隅から隅まで脳裏に焼きついてしまったら、今後どうお付き合いしてよいのやら。でも、恋愛中の方はぜひご利用なさったらよろしいのでは。リーズナブルで濃厚な時間は修羅道にぴったし。翌日水沢観音六角堂で左回り3回すればいいんだから。100円で線香立ててさ。
そして1日目、レイチェル、マーサ、スーザン、マリリンはお風呂三昧で終わりましたとさ。
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