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昼食を済ませ、一路路線バスで永平寺へ。約1時間ほど走り永平寺の山門前に到着。大きな杉並木に圧倒される。さすがさすがの永平寺という感じ。曹洞宗大本山というだけに規模が大きい。冬季は深い雪に覆われるというこの地で修行を積む若者がいるとはと、信じられない思いで中に入る。

靴は渡された袋に仕舞う。磨かれた廊下は修行の証しか。建物も素晴らしいが、なにより、修行僧の姿の美しさに感激。写真撮影は許されているが、修行僧の姿を写すことは禁じられている。どこからともなく流れてくるお経が心地いい。修行僧はおそらく20代の若者たち。無駄な飾りはまったくなし。無駄な贅肉もまったくなし。まっすぐに伸びた姿勢、90度のお辞儀。形の美しさは、精神の美しさにも繋がるのか。だとするとおのれの猫背と贅肉は・・・。
考えるのはやめよう。勝手気ままに生きてきた良さだってきっとあるかもしれないじゃん。
Takakoさん、礼儀正しい若き修行僧に思わず「イケメンがいっぱいいるわ。すっごくイロッポイわよね」だって。イケメンというのはお坊さんにはムリのある表現だと思うが、Takakoさんの潜在的欲望の表現と理解し、肯いておくことにした。
永平寺の山門前に着いたバスは、帰りは参道というか、みやげ物屋通りを歩いて抜けた所が乗り場になっている。絶対に通りは歩くという仕組み。しかし、平日ということもあり、観光客は少ない。まして、おみやげを買っているお客はいない。これでいいのかと心配になってしまう。
うつらうつらと居眠りをしながら、バスで芦原温泉駅に戻る。わたしが一服している間にTakakoさんが列車の時間を調べてくれた。「特急列車は丁度いい時間にないし、普通列車でもたいして到着時刻は変わらないから特急券を払い戻してもらいましょう」とTakakoさん。グッドアイデアである。たぶんわたし一人なら、特急券買っちゃったしとか思い、また食べなくてもいい何かを食べて、時間を潰し、また太りという悪循環を繰り返していただろう。1150円だった特急券は9?0円に目減りして払い戻された。
金沢に戻る途中、雲隠れしていた白山がほんの少しだけ姿を見せてくれた。美しい山だ。
駅ビルで「能登ちょんがりぶし」という地焼酎を購入。寝酒も手に入り、さーて食事だぞ。
この日は疲れていたことと、朝食の質がよかったので、ホテルのレストラン万咲に行った。これが大当たりだった。お刺身は、甘えび、しめさば、かんぱち、ばいがいなどの盛り合わせ、ほたるいかの沖漬け3種、サラダ、さいころステーキ、白えびのピザ、雑炊などを食べ、生ビールを飲んで、お代わりもして、6000円でおつりがきたという。しかもお刺身の鮮度もよく、料理の味もよかった。
部屋に戻り、それぞれのプライベートタイムに突入。わたしは大浴場でのんびりしようと2階に行く。しかし、どうしてもお風呂場のドアが開かない。よくよく調べたら、女性用のお風呂は、カードで一人一人がドアを開けるオートロックになっているのだ。前日はそんなことはなかったのにと思ったら、宿泊客に女性が多い場合は、オートロックを解除しているのだとか。いたれりつくせりでございました。
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