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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。

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おばちゃんのぶっ飛び韓国・ソウルツアー
その3. 6月9日夜の部:次の朝まで〜

まずは晩ご飯
夕方近くになって仁寺洞・インサードンに回った。毛筆を置いている店、小さなギャラリーや古書店などもささやかに点在しいて、かつては伝統芸術・美術の香高き古街「骨董街」だったのだろうが、「観光スポット」として名をはせるにつれ「みやげ物店通り」に変じてしまった、って感じかな〜
焼きもの店には、「青磁」が目を引く。お値打ちのものもあるんでしょうが、目が利かないから手も出ない。

「何これ?」
アメ。カンナで薄い膜のように削って割り箸のような棒にふんわり巻く。
「マシッソヨ?」
食べてる人に美味しい?って、チヨンさんに習った韓国語で訊いてみる。
「マシッソ、マシッソ」
生姜の風味で味はそこそこなんだけど、グニグニしてて、歯にくっついてどもならん。

「韓国といえば焼肉でしょ」
「旨そう」と覚しき店に飛び込む。
チヨンさんがいいと言っていた「定食」の意味を理解。我々の思う、例えばしょうが焼き「定食」とはちーっと違うんだわ。どちらかというと「コース」って感じだね。

下の画像
左:焼肉(サンギョプサル・豚肉/プルコギ/カルビサルとおかず)
中央:葉っぱ(みたことのない葉っぱばっかり。これにお肉を包んで食す)
右:お豆ごはん(数種の豆とナツメだのギンナンだのがもち米と炊いてある。黒いのは墨)


そしてライブ〜
お腹がいっぱいになったところで急いでシンチョンに戻る。昨夕のライブハウスよりは小さめだけど、それはそれでイイ感じ。
手首にハンコを押してもらう。入場許可証の代わり。

フロアはものすごい熱気。いやいや、そのスンゴイこと、ほんと異様なほど!びっくり!!!いやいや、ソウルのライブは熱い〜!!!!

今回、M10は新譜をひっさげての韓国ツアー。
新曲のタイトル「media literacy」かあ、うーむ…。難しいなあ。

「周りのヤツらは皆『嘘つき』というけど
ボクにはいつも優しいあの娘」

ってな表向きはラブソングなんだけど…

M10は韓国は2度目。恐らく今、アタシが感じていることを最初の訪韓時に感じたに違いない。
実はワタシは少しこの国を恐れていた。
「竹島問題」「慰安婦問題」などなど戦後処理に関する政治摩擦。国際行事が韓国で開催される度に報道に乗る市民レベルでのいざこざ。反対に日本芸能の韓国への移出やその逆現象。相反し、乖離した現象は国家政策としての世論誘導が行われていることを如実に現しているのではないか。無防備にウロウロして大丈夫なんだろうかと。

「事実を事実として伝える」をメディアはミッションとしている。ないことを「ある」かのように伝えたりはしない。しかしメディアがその存在根拠を示すためには「報道は常に事件を必要としている」という側面は否定できない。積み上げられた「事件化された事実」の堆積が総体としてどんな影響力を持つか。あるいは積み上げ方に「意図」がないのか。受け取る側には常にそれらを統合し、分解し、読み解き、再統合する作業literacyが求められているのだ。

ワタシがノーテンキに歩いて感じたこと。これも全てではない。真実は一つではなかったりする。しかしながら、誰々にとっての真実という個的真実は決して個々に孤立して存在するのではなく、見えないところで関連しているにちがいない。必ず社会体制や規範になんら影響を受けることのない「独自」は存在し得ないのだから。

旧ソウル駅で「韓国では入隊するとカップルが別れる羽目になるが日本では?」と質問してきた学生さん。ワタシとしては力の限り戦後日本史上での「自衛隊」の位置、日米関係における微妙な推移と国民感情などなど説明したツモリだが、恐らく10分の1も伝わったかどうか?より以前に彼らの発した質問の意味・意図がどれだけワタシが理解したかすら怪しいんである。あの学生さんたちがどのようにレポートをまとめたんだかね〜

ってな感慨をロックに乗せるとしたら…ふうな思いが「media literacy」を生み出したM10の背景にあったのではないか?とまあ、ワタシは思ったのだよ。
「それって、どんな?」とお思いの向きはどうぞ、聴いてミソ。
http://www.superbossm10.com/

なんて屁理屈がぜーんぶ引っ込んじゃうのがライブの醍醐味。大騒ぎするだけ大騒ぎして
当たり前のように打ち上げにもくっついてっちゃって。
韓国の人気バンドHooliganのメンバーやプロモーションスタッフともすっかり仲良しになっちゃった。
5名のメンバーのうち1名を除いて既に徴兵義務を済ませている話を聞いて、いまさらながらお国柄の違いを感じたり。
「山歩きが好き」で意気投合して「今度日本に来る時は、富士山に一緒に登ろうね」など約束したり。10月には来日予定と聞けば「かならずライブ観にいくね〜」。

飲んでしゃべって、韓国の打ち上げも「朝まで〜」はご多聞にもれず…

・・・つづく
記:小玉徹子 2007.07.31

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